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こんなちっちゃなプロジェクターが欲しかった! JMGOが送り出す「PicoFlix」「PicoPlay+」の新提案が実に楽しい
2025年10月04日 10時00分更新
いま大注目のコンパクトコンビ「PicoFlix」と「PicoPlay+」の
気になる特徴をチェック
「PicoFlix」と「PicoPlay+」の一番の注目ポイントは、コンパクトなボトル型デザインだ。ジュースのロング缶のような見た目の「PicoFlix」は、幅240mm×奥行き80mm×高さ80mmで重量は約1.3kg。
一方の「PicoPlay+」は、幅166mm×奥行き85mm×高さ85mmで重量は約0.74kgと、本体径は約5mm大きいが、長さは約74mmも短くて、約560gも軽い。いずれも手軽に持ち運べて、使わないときはサッと収納できるのは大きな魅力だ。
プロジェクターの基本的な仕様は、両モデルとも同じ。投影方式はDLPで、チップは0.23型DMDを使用。解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、HDR10規格にも対応している。明るさに関しては、「PicoFlix」が420ISOルーメン、「PicoPlay+」は450ISOルーメンという違いはあるが、いずれもコンパクトなモデルとしては十分な明るさだ。
投影サイズは、80〜100型を推奨。最大投影サイズは180型となっている。プロジェクターは投影距離が長くなるほど画面も大きくできるが、これを超えると自動台形補正やオートフォーカスが正常に働かない場合もあるようなので、無理に大画面表示するのは控えよう。
この自動台形補正やオートフォーカス機能が実に便利で、セッティング時にはまったくと言っていいほど手間がかからない。部屋の壁などに投影するだけで、画面の歪みを瞬時に正してくれるのだ。
また、コンパクト機ならではの特徴が、コードレスで使える点だ。「PicoFlix」は本体にバッテリー(1万mAh)を内蔵し、約4.5時間(ECOモード時)の稼働が可能。一方の「PicoPlay+」はバッテリーを内蔵していないが、バッテリーを内蔵したスタンドが別売で用意されている。付属のACアダプターで充電しておけば、視聴時は、どちらも電源ケーブルをつながずに使えるというわけだ。
コードレスなら部屋から部屋への移動もラクだし、キャンプなど屋外でも手軽に使える。電源ケーブルを引き回す煩わしさがないのは大きなメリットだ。ちなみに、「PicoPlay+」はモバイルバッテリーからの電源供給(USB Type-Cを使用。65W PD 3.0)も可能となっている。
両モデルともに「Google TV」を内蔵しているので、動画配信サービスなどを単体で利用できる。まさにテレビいらずで、さまざまなコンテンツが楽しめる。さらに、プロジェクター単体でも各種コンテンツを楽しめるように、スピーカーを搭載しているのもうれしい。
「PicoFlix」は5Wスピーカーを2基、「PicoPlay+」 は8Wスピーカーを1基内蔵しているので、別途スピーカーやアンプなどを用意する必要もない。さらにBluetoothスピーカー機能(Bluetooth入力機能)も備えており、スマホなどの音楽を再生できるのもメリットだ。
より美しい映像を楽しむための画質調整機能も搭載。画像モードは、「ビビット」「標準」「ソフト」「映画」「オフィス」「ユーザー設定」「アウトドア」などがあり、ユーザー設定で好みに合わせて調整できる。子供の視力への影響を低減するブルーライトカット機能など、アイケア対策も万全だ。
このほか、接続については、外部入力はHDMI(ARC)×1とUSB2.0×1があるので、家庭用ゲーム機なども接続可能。スマホ画面のミラーリングもワイヤレスで行える。
このように、基本仕様や使い方については、「PicoFlix」「PicoPlay+」ともに大きな差異はない。セッティング方法や、使用する付属リモコンもスマホアプリも同じだ。初めて電源を投入すると、まずはリモコンのペアリングから始まり、アカウントの登録やWi-Fi設定、コンテンツの選択といった操作が必要になるが、画面の指示どおりに進めていけば難しいことはないだろう。
それでは、実際に投影して、画質や使い勝手などを見ていこう。

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