AIとの対話データを活用しパーソナライズしたメールを自動生成　AIエージェント「Fumi」提供開始

　株式会社マツリカは7月23日に、営業活動を自律型AIでアシストするマーケティング・営業AIエージェント「DealAgent（ディールエージェント）」の新機能として、顧客データに基づいてパーソナライズされた営業メールを自動生成するAIエージェント「Fumi（フミ）」の提供を開始した。

　営業メール自動作成エージェント「Fumi」は、「DealAgent」が収集した見込み顧客のコンテンツ閲覧履歴やAIとの対話データを分析し、各顧客の興味や関心に合わせた営業メールを自動で作成するという機能。画一的な文面のメール配信とは異なり、顧客一人ひとりの状況に応じたメール文面を生成。営業担当者は、生成されたメールをそのまま送信することも、プロンプトによってテキストにカスタマイズを加えることも可能という。

　同社が見込む導入効果として、メール作成にかかる時間の削減によって営業担当者の営業活動量を向上させるほか、メールの文面をパーソナライズすることで顧客の関心事に直接訴求し、エンゲージメントの質の改善につなげるという。また、担当者のスキルや経験年数に関係なくパーソナライズしたメールを作成できるようになることで、組織全体の営業力の底上げと顧客体験の均質化を図るとしている。

　同社では「Fumi」の提供を通じて、営業活動における量と質の両立を支援していくとしている。