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インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 6」

インパクトのある水滴型デザインイヤホン ノイキャン機能付きで音質もいい

2025年07月20日 17時00分更新

文● 松永/岡本/ASCII 編集● ASCII

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 インナーイヤー型ながらANCを搭載し、さらに水滴のようなユニークなデザインが特徴の「HUAWEI FreeBuds 6」。そんな注目のイヤホンを、さっそくチェックしていきましょう!

HUAWEI FreeBuds 6を使う3つのメリット

ポイント(1)インナーイヤー型なのにANC搭載

 「耳を塞がれる感じが苦手」「長時間使うと耳が疲れる」という人にとって、インナーイヤー型はありがたい存在。さらにHUAWEI FreeBuds 6は、そうした開放感がありながらも、ANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載しているのが特徴です。

 カナル型イヤホン+ANCのような「世の中と遮断されている」かのような感覚は得られないものの、周囲のノイズを確実に低減してくれるため、カフェやオフィスなどでも集中しやすく、快適に音楽を楽しめます。

ポイント(2)個性的な“水滴型デザイン”

 装着時に強いインパクトを与える、水滴型の本体もHUAWEI FreeBuds 6ならではの特徴。完全ワイヤレスイヤホンは比較的形が似た製品が多い中、あえてこの形を採用しているのがユニークで、ファッションアイテム的な魅力もあります。

 カラーはブラック/ホワイト/パープルがラインアップ。特に、パープルのカラーバリエーションは、耳元にアクセントを加えてくれる絶妙な色合いで、コーディネートのポイントにもなります。装着するだけで気分が上がる、そんなデザインに仕上がっていますね。

ポイント(3)音質も通話もイヤホンとして質が高い

 見た目のインパクトに目が行きがちですが、音質もしっかりチューニングされています。今回デュアルドライバーが採用されたことで、インナーイヤー型としては低音は迫力があり、高音はクリアさが光るサウンドを実現。音楽をしっかり楽しみたい人にも十分な音質です。

 さらに、通話周りの機能に強みを持つのもファーウェイの「FreeBuds」シリーズの長所です。本製品もAI通話ノイズリダクション機能により、オンライン会議や通話時にも相手にクリアな声を届けられます。インナーイヤー型だと、自分の声が違和感なく聞こえることと長時間使っていても疲れにくいというメリットがありますが、さらに相手にこちらの声も届けやすいので、テレワークでのビデオ会議に適した製品と言えます。

HUAWEI FreeBuds 6

購入時に注意したい2つの側面

ポイント(1)落としやすい不安感は引き続き残る

 インナーイヤー型の特性上、耳の中にしっかり密着させるというよりは“ひっかけている”感覚に近いため、人によっては「落としそう」と感じるかもしれません。実際、動きが激しい場面では注意が必要です。

 とはいえ、この特徴的なデザインもあってか、筆者の実使用で落としたことはありません。さらにスピーカー部に取り付けるシリコン製キャップが付属しており、耳の穴が小さめの人はこれを追加することでフィット感が安定します。いずれにせよ装着感には個人差があるため、可能であれば実店舗で試着してから購入を検討すると安心です。

ポイント(2)価格が2万円強

 価格は2万円強と、決して安価とは言えないレンジです。音質やデザイン、機能性を考えればコスパは決して悪くないのですが、「初めて完全ワイヤレスイヤホンを買う」という人にとってはややハードルが高いかもしれません。

 カナル型に慣れている人がわざわざインナーイヤー型を選ぶかどうかは好みに左右される部分が大です。インナーイヤー型は(ANC機能を搭載しない)安価な製品も多数あるので、そういう製品から試してみるのも1つの手です。

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