万博で、まさにいま注目されているトピックを紹介する日刊大阪・関西万博。6月16日(月)は、北欧パビリオンが開催するミッドサマー(夏至祭)体験イベントが話題を集めた。
北欧パビリオンでは、6月20日に、夏至を祝う年中行事「ミッドサマー(夏至祭)」を体験するイベントを開催。伝統音楽の生演奏とダンスやスペシャルフードが楽しめる。
なお、ミッドサマーはヨーロッパ一帯で行われる行事だが、特にスウェーデンでは一年で最も重視されている行事の一つだという。多くの人々が花冠をかぶり、民族衣装など思い思いの服装で広場に設置された夏至柱を囲んで話になって歌い踊る。
6月20日、北欧パビリオンではミッドサマー(夏至祭)を体験できる特別イベントを開催✨
— 北欧パビリオン (@nordicexpo2025) June 15, 2025
📅 伝統音楽の生演奏&ダンス
🕚 11:30〜12:00|🕐 13:30〜14:00|🕒 15:00〜15:30
🍽️ 当日はスペシャルフードも登場!
数量限定です!詳細は後日発表。お楽しみに。
🌙 夜はDJセットも! pic.twitter.com/l0ycFJtTPL
また、ミッドサマーには欠かせない花冠作りのワークショップも開催される予定。
6月20日のミッドサマー(怖くないやつ🧸)に向けて準備真っ最中💐イベント当日は、デンマークのフローリスト、ニコライ・バーグマンさんのチームによる花冠ワークショップも開催予定🌻ワークショップの時間は🕐11:30, 13:30, 15:00🌟北欧パビリオンでお待ちしてます❤️花冠の作り方を動画でもご紹介🎥 pic.twitter.com/0cJdKpCxGa
— 北欧パビリオン (@nordicexpo2025) June 15, 2025
この投稿に対し、多くのユーザーが連想したのは、2019年に公開されたアメリカのホラー映画『ミッドサマー』。家族を失って心に傷を負った女子大生がスウェーデンの奥地で90年に1度開かれるという特別な夏至祭に参加することから始まる物語だ。
そのため、このポストに対して「万博に行く妹に『万博行くの6月20日やったっけ?ミッドサマー体験ができるよ』って言ったら『怖すぎる…』って言ってた」、「熊の着ぐるみ着ていかなきゃ……」「生きて帰れるんか?」など、映画の内容を踏まえたリプライが寄せられているほか、「ミッドサマーって素敵な行事なのに、皆身構えてしまうのは大体アリ・アスター(『ミッドサマー』の監督)のせい」「アリ・アスターが映画撮ったせいで、本来のミッドサマー(夏至祭)がホラーの象徴みたいに言われるのミーム汚染過ぎて可哀想過ぎる」などの声が寄せられている。
なお、北欧パビリオン公式Xは上述のポストで「ミッドサマー(怖くないやつ🧸)」と言及しているので、映画とネットミームについては把握しているようだ。
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