結城さんの「作りたいもの」を最優先、工場と直接交渉してハイスペックでもかなり価格を抑えた

「結城さくなのプロ意識にキャリーされた」― AMICISコラボキーボードは本人120%監修、作り手の情熱や哲学に迫る

2025年06月12日 16時00分更新

文● Okano 編集●八尋/ASCII

結城さくなさんのオリジナルキーボードとマウスパッドの受注販売が開始された

 5月26日から、大人気VTuber結城さくなさんのオリジナルキーボードとマウスパッドの受注販売が開始された。このキーボードは単なるファングッズではけっしてなく、「見た目の可愛さ・高性能・かつなるべく抑えた価格にしたい」という結城さくなさんの強い思いを反映し、両製品とも性能と価格の両立を追求しているという。

 キーボード(3万800円)は、心地よい打鍵感、高級感のあるアルミボディー、イラストを封入したガラスプレートが特徴。ラピッドトリガーにも対応し、Gateron White Maxスイッチ採用で高速かつ繊細な操作が可能だ。

 マウスパッド(6000円)は、人気イラストレーター・フカヒレ先生による描き下ろしイラストを大型サイズに高精細プリント。FPSプロゲーマーの意見を取り入れ、操作性と耐久性も高められている。両製品ともに、6月16日までの期間限定で受注販売している。

 結城さくなさんのイメージカラーをまとった愛らしいデザインながら、eスポーツでも通用する高いスペックを秘めたこの1台は、いかにして生まれたのか。AMICISの開発担当である森坂 仁一氏に話を伺った。結城さくなさんによる「120%監修」と語るデザインへの徹底したこだわりや、結城さんのプロ意識、価格と性能の狭間での苦労を赤裸々に語る。製品開発の裏側から、AMICISが描く未来まで、その全貌に迫る。

AMICISの開発担当である森坂 仁一氏に話を伺った

目次
出会いから1週間で始動、 「120%結城さくな監修」のデザインが生まれるまで
結城さんのプロ意識に「キャリーされた」開発チーム、そして垣間見えるドジッ娘メイド
「一流を目指す猫メイド」にふさわしい出来映えに
可愛さの裏に隠された“本気”―結城さくなの想いを乗せたハイスペックへの挑戦とLUMINKEYの職人技
AMICISが描く、日本のIPを世界へ羽ばたかせる未来図とそれを支えるバイタリティ

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