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iPhone 16シリーズユーザーにおすすめの Aterm 7200D8BE

安心と信頼のルーター Atermに待望のWi-Fi 7対応モデルが登場 スマホでもPCでも快適通信

2025年06月16日 11時00分更新

文● 島徹 編集●南田/ASCII

提供: NECプラットフォームズ

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Aterm 7200D8BEを導入することで得られるメリット

メリット1:自宅で多数台接続しても快適に!

 Wi-Fiルーターを導入する際に重要視するポイントは、自宅で増えている機器(iPhone 16などのスマホ、PC、テレビ、スマート家電など)と多数台との接続が問題なくできること、その上、複数台同時に動画などを見ても快適な通信が問題なく可能なことだ。

 Aterm 7200D8BEは計8ストリーム対応で、より高速かつ快適なWi-Fi接続を実現。これは、現在発売中の同等クラスのWi-Fi 7ルーターや従来規格で採用している2~6ストリームよりも多い仕様だ。

 ストリーム数は前述の通り、車の車線数にたとえるとわかりやすい。同じ周波数帯のWi-Fiの通信経路を複数のアンテナとMU-MIMOなどの技術により増やす技術で、ストリーム数が多いほど自宅のWi-Fiエリア全体の通信効率が向上し、多数のWi-Fi機器を接続しても、より高速かつスムーズな通信を行える。ストリーム数は、近年Wi-Fiルーターを選ぶ際には、最も注目するべきポイントのひとつ。

 Aterm 7200D8BEの計8ストリーム数は、高速通信が可能な5GHz帯が4ストリーム、対応機器の多い2.4GHz帯も4ストリームに対応している。従来のWi-Fiルーターでは、5GHz帯は2ストリーム対応の機種が多いので、Wi-Fiルーター買い替えの際には、5GHz帯のストリーム数の確認をしよう。

高速かつよく利用される5GHz帯で、Aterm 7200D8BE(Wi-Fi 7 5GHz帯4ストリーム)とWX3000HP2(Wi-Fi 6 5GHz帯2ストリーム)のスループットを比較。全体的な通信速度の向上に加えて、遠い部屋での通信速度が大きく改善している。 ※NECプラットフォームズによる測定結果。測定条件の詳細はAterm 7200D8BEの製品ページでご確認ください。

 Wi-Fiルーターの繋がりやすさを左右するのがアンテナ。Aterm 7200D8BEは、NECの独自技術のワイドレンジアンテナPLUSを搭載し、360°まんべんなく電波が届く。基盤の4カ所に「3直交アンテナ」を配置することで、スマホなどの向きを気にせず安定した通信が可能。アンテナ内蔵なので、インテリアの邪魔をせず、お掃除も簡単にできるのもメリットのひとつ。

高性能な内蔵アンテナにより、スリムなボディを実現。本体サイズは約54(W)×215(D)×200.5(H)mmで、リビングになじむデザイン。壁掛け設置にも対応する

内部にはNEC独自技術の360°全方向をカバーするワイドレンジアンテナPLUSを4基搭載。派手な外付けアンテナを取り付けて調整することなく、広い範囲を綿密にカバーできる

背面には接続用のSSIDや暗号化キーが貼り付けられている。添付の無線LAN設定用QRコード(シール)をスマホで読み込むことで、各種の設定を行える

 もし、2階・3階建ての住宅で電波が届きにくいなどある場合は、メッシュ中継機能が便利だ。これは親機のWi-Fiルーターに、もう一台Wi-Fiルーターをメッシュ中継機として追加することで、より広いエリアをカバーできる、近年注目されている機能だ。

 さらに、Aterm 7200D8BEのスマホアプリAterm ホームネットワークリンクのヒートマップ機能を使えば、自宅の電波の良くない場所をヒートマップで確認できる。例えば、3階の仕事部屋などでたまにWi-Fiが切れてしまうことがある場合は、ヒートマップ機能で中継に適した場所を探して、もう一台Aterm 7200D8BEをメッシュ中継機として追加することで、Wi-Fiエリアを拡大できる。

Aterm ホームネットワークリンクは2台のスマホを利用し、自宅のWi-Fiの通信環境を見える化する「ヒートマップ」機能に対応。広い家でWi-Fiがカバーできていない場所を調べやすい

もし、2~3階建てなどでWi-Fiの電波が届きにくい部屋がある場合は、2台のAterm 7200D8BEをメッシュ中継接続してエリアを広げよう。有線ケーブルを這わすことなく、スマートに高速なWi-Fi 7のエリアを広げられる。 ※NECプラットフォームズによる測定結果。測定条件の詳細はAterm 7200D8BEの製品ページでご確認ください。

 メッシュWi-Fi中継のネットワークを構築する際は、メッシュWi-Fi親機とメッシュ中継機との接続にWi-Fiを利用する(有線ケーブル接続も可能)。Aterm 7200D8BEは8ストリーム対応なので、メッシュWi-Fi中継でWi-Fiを使用してもWi-Fi機器の通信での高速通信が可能だ。

 このほか、スマホを持ちながらメッシュWi-Fi親機とメッシュ中継機の間を移動しても電波の良い方へ自動で切り替えるローミング機能※3も対応しているので、部屋間を移動しても途切れにくい通信が可能。

メリット2:あの「通信待ちのイライラ」が低減できる

 Wi-Fiルーターで通信速度の低下や途切れる理由は通信の混雑のほかにも、無線電波の干渉や混雑がある。たとえば、公共の無線電波との干渉によるものや、近隣で利用しているWi-Fiルーターと利用する周波数帯が被っている場合などだ。Aterm 7200D8BEは、Wi-Fi 7の新機能やその他の機能でWi-Fiの安定を実現している。

 Wi-Fi 7で利用できるのがMLO:Multi-Link Operation※4だ。これは別々だった5GHz帯と2.4GHz帯をまとめて制御し、高速通信を実現する同時モード(MLMR:Multi-Link Multi-Radio)や、電波干渉を受けた場合に安定して通信できる周波数帯に切り替える切替モード(EMLSR:Enhanced Multi-Link Single-Radio)だ。切替モード(EMLSR)で接続していると、電波干渉が起きた時も自動で接続周波数帯の切り替え動作を行うので安定した通信を続けられる。

Wi-Fi 7では5GHz帯と2.4GHz帯をまとめて制御することで高速通信を実現する「同時モード(MLMR)」と、電波干渉を受けた場合に問題のない周波数へと切り替える「切替モード(EMLSR)」が追加された。一部のみの干渉なら、プリアンブルパンクチャリングで干渉の影響を最小限に抑えられる

 さらに、Wi-Fi 7では5GHz帯の一部のチャネルだけが電波干渉を受けても、プリアンブルパンクチャリング※5により、干渉を受けたチャネルだけを避けて通信を継続できる。Wi-Fi 7対応の機器は続々と増えているため、自宅のWi-FiルーターをAterm 7200D8BEに替えるだけで、より安定した通信を実現できるのだ。

 またAterm 7200D8BE側でも、5GHz帯と2.4GHz帯で利用できる周波数帯のうち、より空いているチャネルをサーチして自動的に選択するオートチャネルセレクト機能を搭載している。たとえば、マンションなどの集合住宅で、周囲の住民がWi-Fiルーターを利用している場合でも、利用するチャネルの被りをなるべく避けて快適な通信環境を維持できる。

マンションや都心部など多くのWi-Fiルーターが設置されている環境では、周波数帯のチャネル被りで速度が落ちることも。Aterm 7200D8BEは、オートチャネルセレクトにより、自動的に空いているチャネルへと切り替えて快適な通信を利用できる

メリット3:初期設定も設定変更もスマホアプリでスムーズに

 ルーターの乗り換えや初期設定は、iPhone/Androidスマホ対応の専用アプリAterm ホームネットワークリンクから簡単に行える。

スマホアプリのAterm ホームネットワークリンクで、設置時の初期設定や動作設定を簡単に行える

 このアプリでは、WANポートに接続した光回線サービスを回線自動判定で判別し、スムーズな初期設定を行える。

 また、以前のWi-Fiルーター(他社製含む)のアクセスポイント設定をAterm 7200D8BEに引き継ぐ機能も便利だ※6。現在Wi-Fiルーターに接続している機器側のWi-Fi設定を変更することなく利用し続けられるので、Wi-Fiルーターを変更する際の手間やトラブルを最小限に抑えられる。

アプリの初期設定ウィザードから、購入後の設定をスムーズに行える。回線自動判定機能により、利用する光サービス回線へとスムーズに接続できる

アプリでWi-Fi設定引っ越し機能の操作方法を確認できる。これまで利用していたWi-Fiルーターのアクセスポイント情報(SSIDや暗号化キーなど)をAterm 7200D8BEに引き継ぐ機能だ

 このほか、アプリから外出先から自宅のWi-Fi状況を確認するホームネットワークリンクや、メッシュ接続を利用する判断に便利なヒートマップを利用できる。

 Wi-Fiルーターの設定に慣れている人にとって便利なのが、定期的にWi-Fiルーターを自動再起動する時刻指定再起動モード。通信の不具合はルーターの再起動で解決することが多く、セキュリティーリスクを軽減できる安心のうれしい機能。見えて安心ネット機能は、接続しているWi-Fi機器の接続許可やブロックのほか、子機の通信量の確認、QoS(優先通信制御)ネット接続の優先設定や、子どもの利用するWi-Fi機器の接続時間の制御などより細かい設定を行える。

定期的に自動再起動を行う時刻指定再起動モードを用意。より安定した動作を求める人には非常に便利な機能だ

見えて安心ネットは、通信の優先度を設定するQoSや、子ども向けの利用制限などを設定できる

メリット4:PCゲームを楽しみたい人もこれ1台で快適に

 本格的にネットゲームを楽しむ人にもAterm 7200D8BEはおすすめ。背面に有線のWAN 10GbpsポートとLAN 2.5Gbpsポートを搭載し、最新の10ギガ光回線サービスやゲーミングPCとの高速かつ安定した接続に対応している。

本体背面にはWPSボタンと本体動作切り替えスイッチを搭載。WANは10Gbps対応で10ギガ光回線サービスの速度を最大限に活かせる。LANは1ポートが2.5Gbpsに対応しており、ゲーミングPCとLANケーブルで接続することで、より低遅延かつ安定した通信環境を実現できる

 ゲーミングPCでFPSなどのネット対戦ゲームを楽しんでいる人にとって重要なのは、ネット接続時の通信の遅延や通信速度。このため、近年のゲーミングPCは一般的な1Gbpsよりも高速な2.5Gbpsの有線LANポートを搭載した製品も増えている。

WANの隣にある「LAN 1」が2.5Gbps通信に対応。メインPCやゲーミングPCは、ここに接続しよう

 とにかくネットゲームを最高の環境で楽しみたいユーザーは、ゲーミングPCをAterm 7200D8BEの2.5GbpsのLANポートに接続しよう。有線接続ならWi-Fi接続よりも遅延(ラグ)やPing値が少なくなり、よりスムーズに遊べる。また、容量の大きいゲームのダウンロードやアップデートも、速くて安定した通信で利用できる。

大容量AAAゲームのアップデートファイルのダウンロードもラクラク。遅延が勝敗に直結するシビアなFPSゲーム、TPSゲームをプレイする際は、高速な2.5Gbpsポートへの有線LAN接続も検討しよう

 たとえば、自宅で大容量のデータのやりとりをするクリエイターなどは、作業PCをAterm 7200D8BEの2.5GbpsLANポートにつなげば安定した通信で作業が可能に。今後のためにも、2.5Gbps対応ルーターを選んでおくと安心だ。

Image from Amazon.co.jp
【Amazon.co.jp限定】NEC Aterm 無線LAN Wi-Fi 7 ルーター 11be AM-7200D8BE 有線10Gbps デュアルバンド 8ストリーム (iPhone 16Pro/16/15 Pro/Nintendo Switch メーカー動作確認済み)

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