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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第1037回

「マシッソ!韓国イチ推しグルメ」本日スタート

「うまっ…」セブンの韓国グルメフェア、麺がガチなのはこだわりの理由があった

2025年05月27日 11時50分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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セブンの韓国グルメフェアが始まりましたよ~!

 ごきげんよう、アスキーのモグモグウーマン、ナベコです。関東でもそろそろ梅雨入りの気配が感じられます。ジメジメとしたこの季節には、ピリッと辛いグルメで気分をスッキリさせたいですね。

 今回はセブン-イレブンの韓国グルメフェアの商品をモグモグしてきました!

セブン-イレブンの韓国フェアが
過去最多の品数でスタート

今年は合計31品

 セブン-イレブンは、本日5月27日から「マシッソ!韓国イチ推しグルメ」フェアを開催します。第1弾(5月27日~)と第2弾(6月3日~)をとおして、合計31品の韓国グルメ商品を展開。

人気の5人組ガールグループ「ILLIT(アイリット)」がフェアを盛り上げます

 セブン-イレブンではこれまでに2度にわたって韓国グルメフェアを開催しています。品数を見ると、2023年には16品、2024年には23品で展開。今年は前回より8品も増えて過去最多です。

韓国味噌のおむすび

デジクッパや、耳慣れない「スップルグイチキン丼」なる商品も

 事前に開かれたPR発表会では、K-POPや韓国ドラマといったエンタメの影響により、韓国グルメやトレンドの人気が高まっていること、さらに訪日韓国人観光客の増加などからも、国内において韓国との親和性がますます強くなっているであろうことが紹介されました。

セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 米飯・シニアマーチェンダイザー 佐藤達也さん。韓国グルメフェアは新規層や女性客から支持される割合が高いと語りました

 一方で、ある調査では「韓国グルメを食べる頻度は月1回未満」と答える人が多かったそうで、関心は高いものの実際の利用頻度にはギャップがあることが浮き彫りに。また、都心部には韓国料理専門店が多く集まる一方で、地方では店舗数に偏りがあるのが現状だそうです。

 登壇したセブン-イレブン・ジャパン商品本部の佐藤さんは、こうした背景をふまえ、全国に展開するコンビニチェーンでの韓国グルメフェアはニーズが高いであろうことを語りました。

注目の「ビビン冷麺」や
「スップルグイチキン丼」を食べた

 そんなフェアのイチオシのひとつは「ビビン冷麺」(626円)。発表会でさっそく食べてきましたよ!

ビビン冷麺。ナベコ的に今回のフェアでかなりオススメです

 「ビビン冷麺」は、もちもちとした平麺と、具材(キムチ、チャーシュー、きゅうり、豆もやしナムル)を、コチュジャンを使用した甘辛たれで和えて食べる冷麺。隠し味にりんご酢を加えているそうです。

 見た目はまるできしめんのようですが、ひと口食べれば、その違いがすぐにわかります。ちゅるんと口に入る麺は、もちもち、もちもちとした弾力があり、そしてプチッ!と歯切れも抜群。

麺のつるもち感がすごい! クセになる!

 クセになるつるみと食感で、日本のうどんとは明らかに異なる“韓国らしさ”を感じさせてくれました。

 驚いたことに、今回この「ビビン冷麺」のために麺を新たに開発したということ。

 質感はこだわったポイント。前提として、セブン-イレブンのチルド麺商品は、販売エリアごとに工場で粉から麺を製麺しているそうです。乾麺ではなく生麺であること、そして販売店舗からなるべく近い工場で製造して出来たてを販売することが重要で、これによって絶妙なニュアンスにまでこだわって作り込むことができるんだとか。

 チルド麺とは思えないくらいつるもちした本場の質感に近づけたセブンの「ビビン冷麺」。正直に言ってかなりおいしい! 発表会の会場でも好評でした。フェア期間中にリピートしたい一品です。

スップルグイチキン丼。「スップル=炭火」「グイ=焼く」で炭火焼チキンの意味

 「スップルグイチキン丼 韓国風旨辛炭火焼き鳥丼」(699円)も試食しました。

 炭火で焼いた鶏肉とトッポギを特製のヤンニョムダレで味付けした、ピリ辛な味わいの韓国風焼き鳥丼です。「スップル=炭火」「グイ=焼く」という意味だそうです。覚えておきましょう!

 炭火で炙った鶏肉の香ばしい香りが食欲を刺激し、口に入れればやわらか食感。そしてなんといっても、もちもちのトッポギがゴロゴロ入っているのがうれしいポイント。ピリ辛なヤンニョムダレがしっかり絡み、ご飯がどんどん進みます。がっつり食べたい人にぴったりな一杯!

トッポギも入っている

 なんと、セブン-イレブンの“炭火焼き”には約20年の歴史があるんです。もともとは牛タン弁当を作る過程で本格的な炭火焼を導入したことが始まり。工場には炭火焼専用の設備を備えていて、しっかり火入れされた香ばしさを商品に落とし込んでいます。

 さらに、韓国グルメフェアでこだわっているのが、韓国・スンチャン産のコチュジャン。コチュジャンは、米や唐辛子などを発酵させて作る調味料で、辛さだけじゃなく甘みやコクも感じられる、韓国料理には欠かせない存在です。

韓国グルメフェアで使用しているコチュジャンは、全般的にスンチャン産コチュジャン。前年の時もこれを使用していたそうです

 スンチャンは、コチュジャン発祥の地といわれており、気候や水が良質で、コチュジャンづくりに適した地域。日本で言うなら“信州みそ”のように、「スンチャン産コチュジャン」というだけで一種のブランドとして知られているそうです。

 実は、セブン-イレブンでは以前から韓国グルメ系の商品にはこのスンチャン産のコチュジャンを使用してきたとのこと。

 へえ! コチュジャンまで厳選しているとは少し意外ではないですか。ポイントは奥深いコクだそうで、そう聞いてから食べると、確かに単なる辛さじゃない、まろやかでコクのある味わいを感じる……気がします!

 また冷凍食品にも注目のフェア商品があります。

セブンプレミアム カルビクッパ(冷凍)

 冷凍の「セブンプレミアム カルビクッパ」(321円)は、コチュジャン等の韓国調味料を使用した本格的なスープに、食感のアクセントになるもち麦入りご飯をあわせた商品。

冷凍にもこんな伏兵が!家にストックしておきたい

 お肉しっかり入っていて、さらにもやしなど食感のある野菜を楽しめるのがうれしい! 旨辛スープはまさに本格的な味わいで、文句なしのおいしさです。なんでも、もち麦と白米はおいしく炊くための浸水時間や炊き時間が異なるそうで、セブン-イレブンではそれぞれを最適な状態で炊き上げてから合わせているんだとか。そのおかげで、お米の粒感がちゃんと生きています。

 サラッとしているので夜食にもよさそう。お酒のおともとしてちょっとずつつまむのもアリだと思います。

 チルドのお弁当よりも価格はお手頃で、おうちにストックしておきたい一品です!

「ロゼクリームパスタ」「コグマパン」など
いろいろ登場するよ~

 他にも、フェア商品はたくさんあります。以下、第1弾商品全16品です。

牛肉入り韓国味噌おむすびテンジャンチゲ仕立て(203円)

デジクッパ  豚白湯スープごはん(645円)

 

スップルグイチキン丼 韓国風旨辛炭火焼き鳥丼(699円)

ビビン冷麺(626円)

韓国風冷麺(そば粉使用(626円)

甘辛ロゼクリームパスタ(594円)

さつまいもを楽しむ ひとくちコグマ アーモンドがけ 塩キャラメル&ホイップ(321円)

トマトキムチ(321円)

じっくり煮込んだ牛コムタンスープ(386円)

韓国風さつまいもパン コグマパン(199円)

チョコミントもこ(216円)

もっちりホットク ダブルチーズ(257円)

セブンプレミアム ビビンバ&ヤンニョムチキン(462円)

セブンプレミアム カルビクッパ(321円)

セブンプレミアム 旨辛コプチャン(375円)

※一部商品は5月27日以前より販売開始。
※一部商品は一部エリアで販売がない。

 第2弾商品は6月3日より登場。イチオシとして紹介した「ビビン冷麺」や「スップルグイチキン丼」のほかにも、セブン-イレブンの韓国グルメフェアといえば、過去には“つぶれたクロワッサン”と話題になった「韓国風クリスピークロワッサン」など、インパクト抜群の商品を世に送り出してきました。今回も、どんな話題作が登場するのか楽しみですね!

発表会にゲストとして登場した、YouTuber「パパラピーズ」のじんじんさん(左)、タナカガさん(右)。タナカガさんは韓国冷麺を週に何度も食べるくらいに大好き。セブン-イレブンの「ビビン冷麺」を食べて「麺が引っかかることなく入ってくる」と感激した様子を見せました

※価格は税込み表記です。

ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

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