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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第330回

中国メーカーが「エルメス風」バッグを工場直送/ゲノム編集の豚肉、米国で承認

2025年05月12日 11時58分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

「ほぼエルメス」を工場直送 中国の下請け企業が ティックトックで反旗

トランプ関税の打撃を受けている中国の製造業で、ネット動画を使って米国の消費者に直接リーチしようとする気運が高まっている。工場という非日常を欧米の視聴者に見せることでバズっている動画も少なくない。

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CRISPR遺伝子編集ブタ、米FDAが承認 食肉として流通へ

米食品医薬品局(FDA)は、遺伝子編集技術クリスパー(CRISPR)を用いてウイルス耐性を持たせたブタを、食用に供することを承認した。早ければ来年にも流通する可能性がある。

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中国でトリウム原子炉が稼働、見直される過去のアイデア

中国がトリウムを燃料とする原子炉を稼働させ、運転を停止させずに燃料を補給することに初めて成功した。20世紀半ばに棚上げされた後、復活した原子力技術の一つであり、こうしたアプローチはこれから増えるかもしれない。

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モルディブを水没から守れ、海流を利用して島を再構築する試み

サンゴが砕けた砂が海流で運ばれて作られたモルディブ諸島は現在、侵食と海面上昇で水没の危機にある。移動している砂を水中で捕らえて砂浜を再建しようとするプロジェクトが始まっている。

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誰もが疑わない現代の価値観 「創造性」という幻想は いかにして創り出されたか

誰がも信じて疑わない「創造性」という価値観は、実はそれほど古くからあるものではない。なぜ私たちは創造性にこれほど魅了され続けるのか。AIは創造性をどのように変えるのか。『クリエイティブという神話』の著者、サミュエル・フランクリンに話を聞いた。

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生成AIは建築をどう変えるか? NYC展覧会で見た可能性

絵や音楽の創作家に衝撃を与えた生成AIは、建築の世界にも影響を与えることができるのだろうか?ニューヨーク市ブルックリンで最近開催された展覧会の作品に、AIを活用した建築における初期段階の探究を垣間見ることができる。

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生成AIが再編する 韓国ウェブコミック産業 作家に残された仕事は?

世界的な人気の「縦スクロールコミック」を生み出した韓国のコミック産業で今、生成AIが制作現場に進出。作画をAIに任せる作家、「魂のある絵」にこだわる若手たち、物語創作に集中したい脚本家——。AIの台頭は創造性の本質と漫画家の役割に新たな問いを投げかけている。

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絶好調だった気候テックを襲ったトランプ・ショック、業界に激震

第二次トランプ政権が2025年1月に発足して以来、米国の気候テック関連のプロジェクトは全体として減速を余儀なくされている。ここ数年、明るい話題が続いていた業界の雰囲気が明らかに変わりつつある。

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本当に長期的に重要となるものは何か? これは毎年、「世界を変える10大技術」のリストを作成する際にMITテクノロジーレビューが取り組む問いである。24回目となる今年のリストでは、消費者向けのテクノロジーから大規模な産業プロジェクト、医学の進展、気候問題のソリューションなど、幅広い分野におけるイノベーション取り上げた。未来を完全に見通すことはできないが、これらが今後何十年にもわたって世界に大きな影響を与えると私たちは予測している。

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