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スマホでクレーン撮影できる、こんだけ伸ばしてもブレない超高性能ジンバル

2025年03月31日 17時35分更新

文● ジサトラヒロム 編集⚫︎ASCII

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Osmo Mobile 7Pのメリットとデメリット

メリット1:あなたの動画が見にくい理由、それは手ブレだった。ジンバルでそれを解消しよう

 スマホの手ブレ補正機能は年々進化しているが、限界があるのも事実。特に、歩きながら撮影するとどうしてもブレが発生し、映像のクオリティーが下がってしまいます。Osmo Mobile 7Pは、強力な3軸ジンバルを搭載し、手ブレを効果的に補正。撮影時の揺れを滑らかにし、まるでプロのような安定した映像が撮れます。

 例えば、旅行中に観光地を歩きながら撮影するとき、スマホを手持ちで撮ると映像がガタつき、せっかくの風景も見づらくなってしまいます。しかし、Osmo Mobile 7Pを使えば、まるで映画のワンシーンのようなスムーズな映像を撮ることが可能。さらに、子供の運動会やペットの散歩など、動きの多い撮影シーンでも、しっかりとブレを抑えられます。日常のちょっとした瞬間も、より鮮明に記録できるのは大きなメリットですね。

メリット2:オートラッキングが非常に便利

 ジンバルを使うメリットは手ブレ補正だけではない。Osmo Mobile 7Pには、DJIの誇る「ActiveTrack」機能が搭載されており、被写体を自動で追いかけながら撮影できます。スマホを固定したままでも、動く人物や物をカメラがしっかり追従するため、撮影の自由度が大幅に向上します。

 例えば、料理動画を撮るときに、自分がキッチンで動き回っても、カメラが自動で顔を追い続けるので、わざわざ手動でフレーム調整する手間が省けます。また、ペットや子供の遊ぶ様子を撮る際にも、オートラッキングが活躍。動きが予測できないシーンでも、カメラがしっかりとフォーカスを維持してくれるため、ストレスなく撮影ができます。

 ジンバルを三脚モードにして置いておけば、自撮りやリモート撮影も簡単です。Vlog撮影やオンライン会議、ダンス動画の撮影など、幅広い用途で役立つ機能といえます。

メリット3:磁力がしっかりしているし、三脚内蔵なのが地味に便利。自撮り棒的にも使える

 Osmo Mobile 7Pのもう一つの特徴が、マグネット式クランプと三脚内蔵機能。マグネット式のクランプは、スマホをしっかり固定しつつ、着脱もスムーズ。撮影前のセットアップが簡単で、すぐに撮影を開始できるのは嬉しいポイントです。

 さらに、ハンドル部分には三脚が内蔵されており、必要に応じて簡単に展開可能。テーブルや地面に置いて撮影する際に便利で、グループ撮影やライブ配信にも適している。また、ジンバルを伸ばして使えば、自撮り棒のようにも利用できる。

 旅行先でのセルフィーや、友人との集合写真撮影にも活躍すること間違いなしです。これだけ長く伸ばしてもブレないというのは、メーカーの自信の表れと言えるかもしれません。

注意すべき点(デメリット)

注意すべき点1:多機能モジュールの着脱に難あり

 Osmo Mobile 7Pは、多彩な撮影スタイルに対応するために、さまざまなモジュールが用意されている。しかし、これらのモジュールの着脱がやや固く、慣れるまではスムーズに取り外しができないことがあります。特に、頻繁に付け外しをする人にとっては、ストレスになる可能性も。

 購入後は、まずは説明書をしっかり確認し、無理な力をかけずに装着・取り外しを試すのがおすすめです。

注意すべき点2:固定用のクランプにスマホによってはサイドボタンが干渉するかも

 マグネットクランプの強力な固定力はメリットだです。ただし、一部のスマートフォンでは装着時にサイドボタンが干渉してしまうことがあるようです。

 特に、ボリュームボタンや電源ボタンがスマホの中央付近にある機種は、装着時に意図せずボタンが押されてしまう可能性があります。購入前に、自分のスマホが問題なく装着できるかは確認しておいた方が良さそうです。

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