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栃木県の小山市消防本部が4月より本格運用開始

救急搬送時間を“LINE WORKS活用アプリ”で短縮 全国初の取り組み

2025年03月19日 17時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 LINE WORKSは、2025年3月14日、栃木県の小山市消防本部が、ビジネスチャット「LINE WORKS」を活用した救急搬送支援アプリ「スクエル(SQ-L)」を導入することを発表した。現在、9医療機関と市消防本部救急隊8隊の間でトライアル運用が進められ、2025年4月1日より本格的に活用が開始される。

 小山市消防本部では、救急出動件数および医療機関への受け入れ照会回数が増加しており、救急患者の医療機関収容までの時間が年々延伸しているという課題があった。この課題に対応すべく、麻生情報システムが開発したスクエルを採用した。

 スクエルは、LINE WORKSをプラットフォームとしており、救急現場で使いやすいようフォーム入力形式や送信先選択、送信された情報を自動処理する機能を組み込んでいる。

 小山市消防本部では、これまで救急隊員が電話で直接医療機関への受け入れ照会をかけていた。スクエルによって搬送者などの情報を文字で入力する形となり、聞き間違えがなくなり、搬送者の情報も一元化されるようになった。さらに、搬送者の情報は複数の医療機関に一斉送信可能で、病院照会の作業を短縮することができる。

スクエルを使った一斉照会フロー

 また、スクエル導入後は、患者モニターによるバイタル情報に加えて、現場写真や心電図、動画などもチャット(トーク)で送信できるようになった。

 なお、救急搬送支援アプリの導入は栃木県内初、LINE WORKSを救急業務用にカスタマイズしたアプリの導入は全国初になるという。

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