無線LANデバイスの接続障害原因を分析/対処できる新しい有償プランをリリース
NEC、生成AI「cotomi」でクラウド型ネットワーク管理「NetMeister」を機能強化
2025年02月25日 11時45分更新
NECは2025年2月25日、ネットワークのクラウド型統合管理サービス「NetMeister(ネットマイスター)」において、NECが開発する生成AI「cotomi(コトミ)」を組み込んだ「AIチャット機能」などを追加した新しい有償プラン「NetMeister Premium Plus」の提供を開始した。
NetMeisterは、NEC UNIVERGEシリーズやNEC Atermシリーズといったビジネス向けネットワーク機器(ルーター、無線LANアクセスポイントなど)のためのクラウド型統合管理サービス。ブラウザ操作でリモートにあるネットワーク機器の一元管理や障害対応が可能となり、運用管理者の作業負荷軽減や障害の早期復旧を支援する。登録機器台数は12万台超(2024年10月時点)。
これまでNetMeisterでは、基本的な運用管理とリモート保守の機能を備えた無償版プランと、より高度な機能を追加した有償版プラン(NetMeister Prime)を提供してきた。今回は新たに、これまでの有償版プランの全機能に「AI連携機能」を付加したNetMeister Prime Plusをリリースした。
AI連携機能の1つめ「端末接続分析」では、ネットワークに接続された無線LANデバイスについての情報を可視化する。特定のデバイスで接続障害が発生した場合、そのデバイスの接続履歴やイベントログを表示し、失敗イベントログまでドリルダウンして原因を調査できる。
2つめの「AIチャット」は、運用管理者の作業を対話形式で支援するもの。NECが培ってきたネットワーク対応の知見や技術情報、ナレッジデータベースと、上述の端末接続分析で得た端末情報に基づき、生成AIのcotomiが具体的な解決策を提案する。
NECでは、これら2つの新機能によって、リモートからでも迅速かつ正確にトラブルシューティングができるようになり、また生成AIの対話能力を通じて、高度なスキルを持たない運用管理者でも対応ができるとしている。
NetMeister Prime Plusの希望小売価格(税抜)は、管理対象のネットワーク機器が1台の場合で月額3400円。台数によるボリュームディスカウントがあり、5台で同1万3000円、10台で同2万1000円、50台で8万5000円、100台で14万5000円。
NECでは、今後3年間で累計7万台のネットワーク機器に導入することを目標としている。また今後は「AI主導型のネットワーク運用管理」を実現していく方針であり、今回のリリースを“Step 1”と位置付け、以降もサービス範囲を順次拡大していく方針だ。
