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2025年の新生活、これを買えば絶対幸せになれる! 新生活 推しガジェットAWARD 第56回

AirPods Pro 2で満足できない人へ、Beatsの最新機種は安定感バツグンのイヤホンだ

2025年02月28日 17時00分更新

文● HK 編集⚫︎ASCII

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 PowerBeats Pro 2は、Beatsブランドから新たに登場したワイヤレスイヤホンで、スポーツはもちろん日常使いにも便利な優れた機能を備えています。ここでは、この製品を購入する際のメリットや注意点を紹介します。

メリット1:Beatsらしいエッジの聞いたデザインと音、スポーツをしなくても「人と差別化したい」ニーズに応える

 PowerBeats Pro 2は、Beatsならではのスタイリッシュでエッジの効いたデザインが特徴です。オーソドックスなブラックやグレーのカラーに加えて、鮮やかなオレンジやパープルのカラーも用意されており、スポーツ仕様ながらも、洗練された印象を与えます。

 個性的なカラーも用意。心拍数モニタリングなどが有効なジョギング、トレーニング以外の用途でも、ファッションの一部として使いたくなる外観です。音質においても、Beatsのブランドイメージ通り、しっかりとした低音と、高域までレンジが広がった明瞭で迫力あるサウンドを提供します。

bのロゴが印象的です。

 音楽に集中する際にはエネルギッシュな音質がユーザーを魅了し、リズムをはっきりと感じられるので、体を動かす際にもバランスがいいでしょう。音楽だけでなく、映画や動画視聴時の臨場感も抜群なので、日常生活のお供としても優れた製品と言えるでしょう。

メリット2:多くの操作が物理ボタンで完結、音量調節も簡単

 Powerbeats Pro 2は本体にタッチセンサーではなく物理ボタンを採用しているので、音量の調節や再生/一時停止、ノイズキャンセル機能とヒアスルー機能の切り替えなどの操作が確実です。

 これは特にスポーツ時に大きな利点と言えます。ボタン操作は直感的で確実なので、トレーニング中の汗や激しい動きにも関わらず、安心して操作ができます。音量調節や曲のスキップ、再生停止といった基本的な操作を簡単に行うことができるため、スマートフォンを取り出すことなく音楽を楽しめます。

 ジムなどではスマホを手元に持ちながら使うことは少なく、ジョギングでもすぐ画面を操作することはできません。Siriの音声操作で簡単な情報を確認するなど、耳元の操作だけで操作の大半が完結するのは大きな利点です。音量調整がスムーズで、調整が手軽にできるのも大きな魅力です。

側面には物理スイッチ式の音量調節ボタンを装備、「b」と書かれている部分も長押しでANCとヒアスルーの切り替えなど、マルチファンクションボタンとして機能します。

メリット3:H2チップ搭載で機能的にはAirPods Pro2と同等、さらに心拍センサーまで付く

 Powerbeats Pro 2は、アップルのH2チップを搭載しており、音質や接続性、バッテリー効率など、多くの面でAirPods Pro 2と同等の高性能を発揮します。空間オーディオやパーソナライズ、Computational Audioをはじめとしたアップルならではの機能を存分に活用できるほか、iPhone、iPad、MacBookの持ち替えなどアップルデバイス間の間での接続切り替えもスムーズです。

 実売価格も同等ですが、PowerBeats Pro 2には心拍数を計測できるセンサーが内蔵されていて、運動中の心拍数をリアルタイムで確認できる点もお得に感じます。トレーニング効果を最大化するためのデータを把握することができ、ヘルスケアアプリとも連動し、健康管理やパフォーマンスの向上を支援します。スポーツで結果を出したい人にとっても魅力的です。

近くにアップルデバイスがあれば簡単に認識し、すぐに聞き始められます。

iOSの設定メニューから様々な機能を利用できます。

 なお、Appleデバイスとの互換性としては、ワンタッチペアリング、自動切り替え、オーディオ共有、Siriによるハンズフリーコントロール、「探す」機能が使えます。また、AndroidスマホともBeatsアプリを使用することでワンタッチペアリング、心拍数モニタリング機能、コントロールのカスタマイズ、バッテリー残量ウィジェット、「Beatsを探す」機能が使えます。

購入時に注意したい2つの側面

マルチファンクションボタンは、あわてると間違って押しやすい

 PowerBeats Pro 2には、音量ボタンに加え、マルチファンクションボタンが搭載されています(ハウジングのb付近)。物理ボタンによる操作が可能である反面、慌てて操作すると間違ってボタンを押してしまうことがある点は注意です。

 例えば、より高い密閉感を得るために、イヤホン部分をつまんで位置調整しようとする際に間違ってボタンを押してしまい音楽が止まってしまったり、次の曲にスキップしてしまうなどのミスが出やすい印象がありました。あわてて操作しないように心がけたいです。

ノイズキャンセル機能はやや軽め

 PowerBeats Pro 2にはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されています。デュアルタイプで性能もかなり高いものですが、その効果はAirPods Pro 2に比べると軽い印象です。

 スポーツのためあまり強くかけすぎないようにしているのか、密閉性の問題なのかはわかりませんが、AirPods Pro 2と悩んでいて、騒音の多い場所で集中するために使いたいという人は効果をチェックしておいた方がいいかもしれません。より高い密閉感を得るためには、普段よりワンサイズ上のイヤーピースを選ぶのもいいかもしれません。

 一方で、外音取り込みの音は非常に自然で、イヤーフック型の安定性も相まって長時間の使用でも全く負担を感じません。普段使いのイヤホンとしてのフィーリングは非常に優れています。

 このようにPowerBeats Pro 2は、スポーツ向けの優れたデザイン、確実な操作性、高度な機能を備えたイヤホンです。特に音質や操作性、心拍センサーなど、日常的な使用からトレーニングまで幅広く対応しています。

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