nubia Z70 Ultraのメリットと注意点
高性能スマホとして、ガジェット好きからはかねてから注目を集めていたnubia Z70 Ultra。性能と価格を高次元でバランスさせた良コスパモデルなので、ガジェット好きじゃなくても手に取って損はありません。ここでは、そんなnubia Z70 Ultraを買うメリットと注意点をお伝えします。
メリット1 ゲーミングスマホ級の超スゴい性能
nubia Z70 Ultraは、最新最速級のCPU、Snapdragon 8 Eliteを搭載し、圧倒的な処理能力を誇ります。スマホの性能を測るAnTuTuベンチマークでは260万点を記録。リッチなゲームの代表格「原神」を快適に遊ぶなら150万点もあれば十分と言われているので、いかにこの数値がとんでもないかがわかるでしょう。
メモリーは12GBか16GBなので、高負荷のゲームや複数のアプリを同時に使用しても快適に動作します。ストレージは256GBか512GBで、外部ストレージ(microSDカード)は非対応ですが、容量は必要十分です。
さらに有機ELディスプレーは6.85型(2688×1216ドット)と大きく、リフレッシュレートはゲーミングスマホと同等の144Hz(1秒間に144回画面が描き換えられる)、バッテリーは6150mAhと大容量で80Wの急速充電も使えます。長時間使って短時間で充電できるのです。
メリット2 物理可変絞りでより美しいポートレート撮影
nubia Z70 Ultraの魅力はスペックだけではありません。もうひとつの特徴が、高性能なカメラです。リアカメラは5000万画素のメイン、5000万画素の超広角、6400万画素の望遠とどれも高画素な3眼構成。超広角と望遠はカメラスペックが落とされがちですが、望遠はメインよりも画素数が高いのです。
また、メインカメラには物理可変絞り(F1.59~F4.0)を搭載し、自分で絞りをいじってより自然なボケ感でポートレートを撮影できます。メインカメラの焦点距離が35mm相当と一眼レフカメラで標準的に用いられるものと同じなのも特徴です。
暗い場所(夜景)も得意なので昼夜問わずに、場所を選ばす撮影できます。
メリット3 高性能が手に入れやすい価格で
冒頭でも紹介したとおり、性能と価格のバランスがちょっとバグっています。これだけどのスペックなら20万円オーバーが当たり前のところ、高くても13万9800円ですから。
価格が抑えられているからデザインはチープなのかと言われると、そうではありません。かなり洗練された高級感のあるデザインで、カラバリはブラック、ストロー、スターレイナイトの3色。しかもスターレイナイトはゴッホの絵画のような強烈なインパクトで所有欲を高めてくれます。
購入時に注意したい2つの側面
おサイフケータイやワイヤレス充電は非対応
これだけ高性能でも対応していない機能がいくつかあります。それがおサイフケータイとワイヤレス充電です。どちらも使わないという人ならデメリットにはなりませんが、買い物はおサイフケータイで……という人は注意しましょう(NFCは対応しています)。
大きくて重い
大画面と高性能なCPU、大容量バッテリーといった内部構成により、本体サイズは約77.1×164.3×8.6mm、228gとやや大きくて重いのです。手が小さい人には持ちにくいでしょう。
ハイエンドスマホはだいたいこのくらいのサイズが標準的ですが、軽量コンパクトなスマホを求めている人には向かないと思います。

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