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DeepSeek R1搭載「Perplexity」がiPhoneに対応 中国のサーバーにデータが送られない”米国ホスト”を強調

2025年01月31日 12時18分更新

文● サクラダ 編集●飯島恵里子/ASCII

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 Perplexityは1月29日(現地時間)、AI検索エンジン「Perplexity」のiOS・iPadOS向けのアップデート「2.37.2」を公開。米国のデータセンターでホストされたDeepSeek R1モデルに対応した。

 中国のAIスタートアップ「DeepSeek」が1月20日に公開したDeepSeek R1は、数学的推論やコーディング能力でOpenAIの最新モデル「o1」と同等性能を持つとうたっている。

米国のデータセンターでホスティングしていることをアピールしている

 検索機能と深い推論を組み合わせて多角的な情報を効率よく収集できるうえ、iPhoneやiPadなどのモバイルデバイスで利用できる点が大きな特長だ。さらに、米国のデータセンターでホスティングしている(中国のサーバーにデータが送られない)ことをアピールすることで、ユーザーにとって魅力的なサービスとなるだろう。

 なおDeepSeek R1は、MITライセンスの下でオープンソースとして提供されている点やDeepSeekがOpenAIのモデルを蒸留したのではないかとの疑いで、話題を集めている。

 

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