「猛将伝」や「戦国無双ORIGINS」の制作を望む声も
「真・三國無双 ORIGINS」新作で印象の変わった人物たち「こんな董卓なら従いたい」「袁紹えぇヤツやん」【ネタバレあり】
2025年02月01日 12時00分更新
2025年1月17日にコーエーテクモゲームスが発売したPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)用ソフト「真・三國無双 ORIGINS」。
本作ではこれまでのナンバリング作品からキャラクターデザインを大きく変更し、「イメチェン」を図っていることが発売前から取り上げられていた。本稿では、そのなかでも敵側、「その他」の勢力に分類されている人物たちがとても印象深かったので、紹介していきたい。
なお、以下にはネタバレが含まれるので、閲覧にはご注意を。
印象が変わったその他勢力の皆様
これは従来のシリーズを遊んできた人なら誰もが思うことだろうが、本作ではずいぶんと“敵側”のキャラクターの印象が変わっている。
黄巾党の張角と言えば、民を扇動して乱を起こしたエセ教祖(妖術使い)だったのが、別れが惜しくなるくらい信念のあるイケオジになった。
帝を利用して横暴を極めていた董卓も、従来作品であれば大層ふくよかなボディで右手に肉と美女・左手に酒で「ガハハ酒池肉林じゃぁ~!」とか言ってたイメージなのだが、本作では趣が少々異なる。
腐敗した政治と助けを乞うだけの民衆はともに「愚か」であると断ずる、いうなれば“力主義者”。是非はともかく、停滞した世を変えるに足る、これもまた信念の通った人物像として描かれていた。
「所詮この世は弱肉強食……」みたいなことを言っており、自分の頭で考えて動く有能な人物なら決して嫌いじゃなさそう。“強いリーダー”としての魅力があふれている。
袁紹もまた印象が変わった人物の1人。正直、“格”としては張角や董卓レベルではないのだが、絆イベントで見せる人柄がすごく良い人で「なんか敵対しちゃってゴメン」という気分にさせられたのが印象的だ。
呂布の強さに魅せられ、曹操を裏切った軍師の陳宮も本作ではとても良いキャラになっている。あまりにも自分勝手なムーブで、曹操や劉備に協力している視点だと「ほらやっぱり裏切った!」「最初から信用できなかったんだ」と憤慨したものだが、絆イベントで彼の本心を聞くとまた違った感想になる。
こうしたその他の勢力に味方できない現状から、早くも「猛将伝」(追加DLC)の制作を望む声が高まっている。また「戦国無双ORIGINS」に期待する人もおり、まさに「無双」シリーズの原点回帰、新たなシリーズの転換点になったと言えるだろう。
個人的にも、こんな張角や董卓なら面白半分ではなく味方したいと思うし、歴史を個の力で動かすifの物語はアツイ!今後の展開にも期待したい。
なお、ASCIIでは本作のクリア済みレビューも掲載中。ぜひ読んでもらい、購入の参考にしてもらえれば幸いだ。
●求めていた無双がここに!「真・三國無双 ORIGINS」は期待以上に夢中になれる“無双”だった!【PCゲームレビュー】
https://ascii.jp/elem/000/004/244/4244936/
【ゲーム情報】
タイトル:真・三國無双 ORIGINS
ジャンル:タクティカルアクション
販売:コーエーテクモゲームス
プラットフォーム:PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)
発売日:発売中(2025年1月17日)
価格:
通常版:9680円(パッケージ/ダウンロード)
TREASURE BOX:1万7680円(パッケージ)
グッズのみ:8000円
Digital Deluxe:1万2980円(ダウンロード)
プレイ人数:1人
CERO:B(12歳以上対象)
©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
※Windows版ではPCスペックにより動作する表現が異なります。
※機種によりゲームグラフィックに差がございます。
※PC(Steam)版はウルトラワイドモニターに対応しております。
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
ASCII.jpの最新情報を購読しよう