NeuroBlade、Amazon Elastic Compute Cloud F2インスタンスで次世代データ分析の高速化を実現
NeuroBlade Ltd.
(2024年12月19日、米国カリフォルニア州マウンテンビュー発)データ分析アクセラレーション技術をリードするNeuroBladeは、AMD FPGAおよびEPYC CPUテクノロジーを搭載し、AWSが新たにリリースしたAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)F2インスタンスとの統合を発表しました。この連携は、NeuroBladeの革新的な分析アクセラレーション技術を活用し、クラウドネイティブなデータ分析ワークロードにかつてない性能向上と効率化をもたらします。
クラウドへのデータ移行を進める先進的な企業ユーザーは、Amazon EC2のF2インスタンスにNeuroBladeアクセラレーション技術を導入することで、最先端のクラウドベースのソリューションを実現できます。今やほとんどの組織がクラウド環境でデータを管理していることから、インフラストラクチャ内でデータ分析に最適化したインスタンスへのアクセスを提供することが不可欠になっています。特に、膨大な量のデータを効率的に処理することが重要なAIや機械学習の時代には、こうした仕組みが欠かせません。
NeuroBladeのデータ分析アクセラレーション技術は、新しくリリースされたAmazon EC2 F2インスタンスを通じてAWSクラウド上で利用できるほか、既存のサーバー・インフラにシームレスにインストールできる標準PCIeカードを使ってオンプレミスでも利用できます。この柔軟性により、顧客はNeuroBladeのアクセラレーション技術を自社のデータ・プラットフォームに統合することができ、データに近い場所でこの先進技術をテストおよび導入して、意思決定の迅速化、成果の向上、拡張性の強化を実現することができます。
「NeuroBladeのデータ分析アクセラレーション技術とAmazon EC2 F2インスタンスの統合は、データ処理における極めて重要な転換を意味します。AMD FPGAとEPYC CPUの能力を活用することで、従来のCPU中心のシステムの限界を克服し、クエリーの高速化、スループットの向上、TCOの削減を実現します。この協業により、企業はクラウドネイティブ・アナリティクスを扱う方法を変革し、データ集約型ワークロードの前例のないパフォーマンスとスケーラビリティを引き出すことができます」(NeuroBladeのCEO兼共同創業者であるElad Sity)。「Amazon EC2のF2インスタンスでNeuroBladeのアクセラレーション技術を利用できるようになったことで、顧客はクエリー処理の高速化、TCOの削減、より効率的なデータ分析処理の利用によるサービスの強化など、その利点を迅速に評価できるようになりました。NeuroBladeのソリューションは、PrestoやApache Sparkのような一般的なオープンソースのクエリーエンジンとシームレスに統合され、市場をリードするクエリーのスループット効率(QpH/$)を実現します。このため顧客は、データ分析ワークロードの卓越したスケーラビリティとパフォーマンスを引き出すことが可能になります」(同氏)。
NeuroBladeはまた、Prestissimo(Presto + Velox)およびApache Sparkとのアクセラレーション技術のリファレンス統合も提供しています。これらのセットアップにより、顧客はTPC-HやTPC-DSなどの業界標準ベンチマークを実行したり、独自のデータセットでワークロードをテストしたりすることができます。これにより、同じクラウドインフラストラクチャ上でアクセラレーション技術を実装した場合と実装しなかった場合を比較することが容易になり、CPU上の最先端のネイティブベクタライズ処理と比較して、NeuroBladeのアクセラレーション技術による性能向上とコスト効率を明確に示すことができます。
NeuroBladeについて
NeuroBladeは、最先端のデータ分析アクセラレーション技術を提供することで、データ分析に革命をもたらし、クエリーの高速処理、効率的な拡張、画期的な成果の達成を可能にします。NeuroBladeは、イノベーションを追求し、オープンソースのクエリーエンジンやクラウドプラットフォームとシームレスに統合することで、データ分析における可能性の再定義を可能にします。https://www.neuroblade.com/
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