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西日本最大の電脳街 大阪・日本橋のPCショップ&PCパーツショップ取材レポート 第48回

ノートパソコン「GPD DUO」がオススメ!!

デュアルディスプレーを実現したノートPC! 枠組みを超えたハイエンドがココにある:PCワンズ

2024年12月22日 09時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●ドリブルまつなが/ASCII

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GPD DUO

 大阪・日本橋のPCパーツショップ「PCワンズ」を取材しました。今回、店舗スタッフ・高石智基さんのオススメは、GPDのデュアルディスプレー&Ryzen AI搭載ノートPC「GPD DUO(Ryzen AI 9 HX370/64GB/2TBモデル)」です。

 PCワンズ店内には、UM(ウルトラモバイル)PCの販売を得意とする「ハイビームAKIBA」の実店舗「ハイビームAKIBA大阪日本橋 in PCワンズ店」が出店しています。今回はそちらで販売している最新のノートPCがオススメとのことです。

GPD DUO

PCワンズ

GPD DUO

スタッフの高石智基さん

GPD DUO

ノートパソコン「GPD DUO」がオススメ

GPD DUO

店内の一部分がハイビームAKIBAのスペースに。GPD製品をはじめとした多彩なUMPCを実際に試してから購入できます

 GPD DUOはディスプレー部分が縦並びのデュアルディスプレーになるという珍しい設計のノートパソコンです。ディスプレーは13.3型の有機ELディスプレーで解像度は3K(2880×1800ドット)、マルチタッチやSurfaceペンにも対応します。このディスプレーを2枚搭載しているので、作業効率の向上が期待できますね。

 プロセッサーはAMDの最新AIプロセッサー「Ryzen AI 9 HX370」を搭載。Zen5コア×4、Zen5cコア×8の12コア/24スレッド構成で、動作クロックは最大5.1GHz。Microsoftの「Copilot+ PC」の要件を満たすAIエンジンも備えていて、AI PC向けハイエンドプロセッサと呼べる存在です。

 システムメモリーは64GB(LPDDR5-7500 32GB×2)、ストレージは2TBのM.2 NVMe SSDを搭載し、容量にも一切妥協がありません。GPD DUOは13.3型ノートPCの枠を超えた、妥協の無い超ハイエンドノートPCです。

GPD DUO

最上位モデルの店頭価格は32万5000円。下位モデルも2機種ラインアップしています

 高石さんによると、GPD DUOの一番の特徴は、製品名にも表れているデュアルディスプレーだといいます。3K解像度の有機ELディスプレーは1枚でもかなりキレイでウリとなる部分ですが、それを2枚搭載することで作業効率も一気に向上するとのこと。

 縦方向に組まれたデュアルディスプレーは、そのまま裏側へ完全に倒すことも可能で、対面に見せるためのミラーリング画面としても利用できるそうです。

 現在PCワンズではGPD DUOの展示はしていないものの、在庫はあるので購入して即持ち帰ることはできるようです。ノートPCにも妥協無しの最高性能を求める人にはオススメのノートPCです!

GPD DUO(Ryzen AI 9 HX370/64GB/2TBモデル)の主なスペック
ディスプレー 13.3型有機EL(2880×1800ドット、マルチタッチ、ペン入力)×2
CPU AMD「Ryzen AI 9 HX370」(12コア/24スレッド、最大5.1GHz)
メモリー 64GB(32GB×2)、LPDDR5-7500
ストレージ 2TB SSD(M.2)
グラフィックス AMD Radeon 890M(内蔵GPU)
無線機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
インターフェース USB4 Type-C×1、OCuLink(PCIe4.0×4、63Gbps)×1 USB Type-A(3.2、5Gbps)×2、Type-C(3.2、10Gbps、フル機能)×1、 HDMI2.1×1、SDカードリーダー、ヘッドフォン/マイクコンボジャック
ウェブカメラ 500万画素
バッテリー駆動時間 動画再生:約30.1時間
OS Microsoft「Windows 11 Home 64bit」
サイズ 209.65(D)×297(W)×23.8(H)mm/約2.285kg
店頭価格 32万5000円

ボーナス商戦、売れ筋はインテル? AMD?

 取材時期がちょうどボーナス商戦だったので、店舗でのCPUの売れ筋についても聞いてみました。

 PCワンズでは、現状AMD側に強い勢いが見られるようです。インテルは価格がじりじりと下がってコスパの良くなった「Core i7-14700K」が健闘しているとのことですが、AMDは世代関係なく全体的に売れているそうで、なかでも「X3D系」はよく出ているとのこと。

 一番人気であろう「Ryzen 7 9800X3D」を除いても、「Ryzen 9 7900X3D」や「Ryzen 7 7800X3D」、「Ryzen 7 5700X3D」といった各世代のX3D系が売れていて、これらのAMD CPUはゲーミング用途での引き合いが強いことを感じます。

 高性能を要求するゲームも増えてきてアッパーミドル以上のゲーミング需要が高まっているものの、ビデオカードはまとまった在庫の確保が難しいとのことで、なかなか応えられない部分もあるボーナス商戦と見受けました。欲しいモノが在庫にあったときは、即確保した方が良いかもしれませんね!

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【取材協力】

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