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西日本最大の電脳街 大阪・日本橋のPCショップ&PCパーツショップ取材レポート 第47回

PCケース「FLUX Black」がオススメ!!

冷却面に工夫を施したAntecのPCケース! フロントの木材にこだわりアリ:ツクモLABI1なんば店

2024年12月21日 09時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●ドリブルまつなが/ASCII

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Antec FLUX Black

 大阪・日本橋のPCパーツショップ「ツクモLABI1なんば店」を取材しました。今回、店舗スタッフの山崎隆史さんがオススメする製品はAntecのミドルタワーPCケース「FLUX Black」。デザインや冷却面、品質にこだわりを感じるPCケースです。

Antec FLUX Black

ツクモLABI1なんば店

Antec FLUX Black

スタッフの山崎隆史さん

Antec FLUX Black

ミドルタワーPCケース「FLUX Black」がオススメ

 FLUX Blackはフロントパネルにウォールナットの木材パーツを用いたデザインのATX対応ミドルタワーPCケース。筐体サイズは484(D)×239(W)×502(H)mm、重さは約9.27kg。カラーリングは黒で、強化ガラスサイドパネルを採用したオーソドックスなスタイルです。

 ビデオカードは長さ最大408mmまで、CPUクーラーは高さ最大180mmまで搭載可能です。内部ストレージベイは2.5インチおよび3.5/2.5インチ共用です。

 搭載可能なファン数はフロントに120mm×3/140mm×3、天面に120mm×3/140mm×2、電源シュラウド上面に120mm×2/140mm×2、リアに120mm/140mmです。このうちフロントに120mm×3、リアに140mm、電源シュラウドに120mm(逆回転)のファンを標準搭載しています。

 水冷ラジエーターの取り付けはフロントが最大420mm、天面が最大360mm、リアが最大140mmに対応。大型の420mm簡易水冷CPUクーラーを取り付けられるのも特徴です。

 フロントI/Oパネルは天面の右前方に備えており、USB Type-C(10Gbps)、USB 3.0×2、オーディオイン/アウトコンボジャックを備えます。

Antec FLUX Black

店頭価格は1万4980円

Antec FLUX Black

白色もラインアップ。店頭価格は1万5980円

Antec FLUX Black

電源シュラウド上部にはビデオカードへエアーを送る逆回転ファンを標準搭載

 山崎さんによると、FLUX Blackは木材パーツを駆使したデザインと、ビデオカードへ直接フレッシュエアーを届ける冷却構造が大きな特徴のようです。筐体下部の電源チャンバー部分は両サイドがメッシュ構造となっており、そこから空気を吸い込んで底面からビデオカードへ直接エアーを届ける設計となっています。そのために逆回転ファンを標準搭載している点もポイントが高いですね。

Antec FLUX Black

フロントの120mmファン×3基をはじめ、計5基のケースファンを標準搭載

 計5基のケースファンを標準搭載しながらも手頃な価格であるのが嬉しいところですが、山崎さん自身が組み立て代行でFLUX Blackを触ってみた際に、価格帯以上の品質の高さを感じたそうです。それもあって強くオススメできるPCケースとして挙げたといいます。実際に組み立てたことのあるスタッフの意見は説得力がありました。

Antec FLUX Black

取材中に丁度入荷したというお得なベアボーンキット。記事が出るまでに売り切れてたらゴメンなさい!

 ちょうど取材時にMSIとAMDのベアボーンキットが入荷していました。「Ryzen 5 9600X」にMSIのマザーボード、電源、PCケースをセットにしたもので、価格的にも結構お得そうです。AM5環境を組みたい人にはピッタリなセットですね!

マザーボード売り場は両サイドの棚一面に並んだ製品が圧巻

Antec FLUX Black

通路の両サイドにズラっとマザーボード。写真手前側がAMDプラットフォーム、奥側がインテルプラットフォーム

 店舗移転したツクモLABI1なんば店の店内をちょこっと紹介。今回はマザーボード売り場です。マザーボード売り場は通路両サイドの棚にビッシリと商品の箱が並んでいるのが圧巻です。ハイエンド製品の箱の重みなど、触れて初めて感じる部分もあることから、店頭では実製品の陳列を重要視しているそうです。

ボーナス商戦、売れ筋はインテル AMD?

 取材時期がちょうどボーナス商戦だったので、この時期のCPUの売れ筋についても聞いてみました。

 ツクモLABI1なんば店では、AMDに強い勢いがある状況とのことです。クリエイティブ用途でインテル環境は変えられないという引き合いはあるものの、ネットでの評価を参考に高いゲーミング性能を求めて、AMDを指名する人が多いそうです。

 AMDの中でも現在は「Ryzen 7 9800X3D」と「Ryzen 7 9700X」、BTO PCでは「Ryzen 7 7800X3D」に人気が集中しているようで、やはりゲーミング性能の高いCPUが好まれるみたいですね。多少は予算オーバーしても最新世代で組みたいと考える人が多いという傾向があるようですよ。

 PCの使用目的も多くがゲーミングとのことで、来年リリースされるビッグタイトルに向けて環境を整える人が多いボーナス商戦といった印象でした。

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【取材協力】

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