手書きの在庫表をAIが読み取り自動でデータ化、「おまかせAI登録」機能を「zaico」がリリース

　株式会社ZAICOは12月6日に、クラウド在庫管理システム「zaico」の新機能として、手書きの棚卸表などの写真から自動で物品データを作成する「おまかせAI登録機能」を実装したと発表した。

「zaico」は、同社が2016年から提供しているクラウド型在庫管理システム（アプリ）。リアルタイムでの在庫状況の把握を通じ、管理の属人化や発注漏れ、欠品といった管理上の課題解消を図る。

「おまかせAI登録機能」は、手書きの棚卸表などの写真を「zaico」にアップロードすることで、自動的に在庫データを登録できるというもの。写真から情報をインポートし、自動的に物品名やカテゴリ、保管場所などがマッピングされ、新規在庫データとして登録されるという機能。従来は在庫データを1点ずつ手動で登録する、もしくはExcelやCSVファイルをインポートして一括登録するという方法だったところを、Azure AIやChatGPT-4oといったOCR・人工知能（AI）を活用し、人手による操作や判断をなるべく減らしたという。

　今回の機能はWebアプリ（パソコン版）のみで実装されるが、今後はモバイルアプリ（スマートフォン、タブレット）にも対応する予定とのこと。

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