【市場調査レポート】パタンナー、「データ活用に関するレポート2024」を発表
株式会社パタンナー
~パタンナーが「データ活用に関するアンケート」を実施~
データカタログ「タヅナ」を運営する株式会社パタンナー(所在:東京都品川区、代表取締役:深野 嗣)は、全国の事業部門(現場)100名とDX推進担当者100名の合計200名を対象に、「データ活用に関するアンケート」を実施しました。
【調査結果概要】
現場とDX推進担当者のデータ活用における課題認識にギャップあり。現場は「データのあり方」、DX担当は「データを扱う人のスキル」に課題意識。DX戦略と現場をつなぐ「データカタログ」への関心が高まる。
現場はデータのあり方、DX推進担当者はデータを扱う人のスキルに課題意識
現場はデータ活用のリテラシー不足の自覚がなく、DX推進担当者は現場のリテラシーに課題意識あり
約6割のDX推進担当者がデータカタログを使用中・検討中と回答
約9割のDX推進担当者が、データカタログを使用したデータ活用に関心あり
データ活用の課題を解決するために必要な取り組みは「データ管理ツールの導入」がトップ
【調査結果詳細】
■現場とDX推進担当者のデータ活用における課題認識にギャップあり
社内でのデータ活用に関して、現場とDX推進担当者とで課題認識にギャップを感じることがあるか尋ねたところ、DX推進担当者の方がギャップを強く感じていることがわかりました(n=200)。
<感じているギャップの内容/一部抜粋>
【現場】
40代:色々な仕事があり、データをみる余裕がない
40代:データがエンジニア優位で使いにくい
60代:改善のための総工数が全体的に不十分で、目先の対処で終わることが多い
30代:企画立案において、営業チームが必要とするデータをDXチームが理解できていない。認識のすり合わせが大変
50代:データそのものは共有されているが、各部署で作成された分析ツールが一元管理されていない
【DX推進担当者】
50代:データがありながら使われていない
50代:リテラシーが低い
50代:経営幹部と現場の目標のギャップ
60代:データ活用に関して適用な人材が足りない
50代:必要とする情報種や観点が部門によって異なる
60代:データの活用方法が未整備
■現場はデータのあり方、DX推進担当者はデータを扱う人のスキルに課題感あり
データを活用する際に感じる課題について尋ねたところ、現場の方はデータが一元管理されていないことやほしい情報がデータ化されていないことなど、データのあり方に課題を感じていることがわかりました(n=100/現場)。
一方、DX推進担当者は、データの分析スキルやデータ活用のリテラシーなど、データを扱う人に課題を感じていることがわかりました(n=100/DX推進担当者)。
■現場はデータ活用のリテラシー不足の自覚がなく、DX推進担当者は現場のリテラシーに課題意識あり
データを活用する際に感じる課題について尋ねたところ、「自身のデータ活用のリテラシーが足りない」と回答した現場の方は10.0%でした。一方で、40.0%のDX推進担当者が「社員のデータ活用のリテラシーが不足している」と回答しており、現場とDX推進担当者間で必要だと考えるリテラシーの程度に差があることがわかりました(n=200)。
■約6割のDX推進担当者がデータカタログを使用中・検討中と回答
所属する会社におけるデータカタログの使用状況について尋ねたところ、「使用している」が31.1%で最も多く、「検討している」が30.0%と続きました(n=100/DX推進担当者)。
<データの管理・整備方法>
クラウド上での管理:67.0%
データウェアハウス(分析用データベース)の導入:45.0%
エクセルなどの手動管理:35.0%
■約9割のDX推進担当者が、データカタログを使用したデータ活用に関心あり
データカタログを使用したデータ活用に興味があるか尋ねたところ、約9割が関心を持っていることがわかりました(n=100/DX推進担当者)。
■データ活用の課題を解決するために必要な取り組みは「データ管理ツールの導入」がトップ
データ活用における課題を解決するために、企業としてどのような取り組みが必要か尋ねたところ、「データ管理ツールの導入」が50.0%で最も多く、「組織全体でのデータ統合基盤の強化」が39.0%、「データガバナンスやセキュリティ体制の強化」が38.0%と続きました(n=100/DX推進担当者)。
■株式会社パタンナー 代表取締役 深野 嗣 コメント
今回の調査結果から、現場の担当者とDX推進担当者の間で、データ活用に対する視点や課題認識に大きなギャップがあることが明確になりました。現場では、データの一元管理やデータ化されていない情報の不足を主な課題と捉えている一方で、DX推進担当者は、現場のデータリテラシーの不足や、データを適切に活用するスキルの向上が必要であると感じています。
このギャップを解消し、全社的なデータ活用を促進するためには、データ管理ツールの導入や、組織全体でのデータ統合基盤の強化が不可欠です。また、データカタログの利用が、現場とDX推進担当者の双方にとって、データの可視化と効率的な共有を促進し、データ活用の課題を解決するための重要な手段となる可能性が示唆されました。
今後は、データカタログを通じて、部門間の連携を強化し、データ活用のスキル向上を図る取り組みがさらに求められるでしょう。私たちパタンナーは、このような課題解決をサポートし、企業のデータ活用戦略を強化するためのソリューションを提供してまいります。
■【調査概要】
調査名称:データ活用に関するアンケート
調査機関:Freeasy
調査対象:全国の事業部門(現場)およびDX推進担当者
調査方法: Webアンケート
調査日:2024年10月17日
有効回答数:200件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります
調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「パタンナーの調査によると」「パタンナー調べ」など
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タイムスケジュール
※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性があります。
お申込み方法
申込方法 :以下(https://share.hsforms.com/1-oWyQMACRzSuLh1I4il7yAnj8it)より必要事項を入力のうえ、2024/12/9(月)15:00までにお申し込みください。
申込形式:オフライン会場:先着順
※ 2024/12/11 以降にメールにて詳細をご連絡いたします。
※ 定員となり次第締め切りとします。
注意事項:
参加を辞退する場合は、team@pttrner.cp.jp まで申込のキャンセルをお願いします。
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