【視聴者募集】『信長の野望 出陣』プロデューサーと語る都市のデジタルツインの可能性

　京都市は2024年12月から1月にかけて、「京都デジタルツイン・ラボ」と題した連続イベントを開催する。12月8日には、第1回目としてのオンラインセミナーが行われる。

12月8日（日）開催！ 著名ゲームプロデューサー、空間情報やスマートシティの専門家が語る、変貌する都市とデジタル世界の現在と未来

　12月8日に開催される「オンラインセミナ― ～変貌する都市とクリエイティブの未来～」は、都市やクリエイティブの先駆者によるトークセッションが行われるほか、デジタルツインや3D都市モデルの可能性について学べる機会となっている。

　トークセッション1では、戦国位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』の開発プロデューサーである株式会社コーエーテクモゲームス 執行役員の菊地 啓介氏が登壇する。「クリエイティブ×都市データ」をテーマに、国土交通省都市局 Project PLATEAUなどの有識者会議委員を務める青山学院大学教授の古橋大地氏とのトークを行う予定だ。

『信長の野望 出陣』の開発エピソードや戦国時代風デジタルツインの表現、ゲームデザインとデジタルツインなどについて、貴重なエピソードや議論を聞くことができる。

　トークセッション2では、「都市のデジタル×リアル」をテーマに、まちづくりにデータサイエンスからアプローチする東京大学先端科学技術研究センター特任准教授の吉村有司氏に、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之氏が迫る。

　吉村氏は「スーパーブロック／ウォーカブルと小売店舗の売り上げ」の2つを軸に都市デジタルツインについて講演する予定だ。近年注目されている「居心地が良く歩きたくなる（ウォーカブル）」なまちづくりとはどのようなものか。車優先だった従来の街のあり方を歩行者優先へと転換する「スーパーブロック」という取り組み／考え方など、これからのまちづくりとデジタルのかかわりについてのヒントを得られるだろう。

1月には3D都市モデルを活用してプロダクト開発にチャレンジ！
ハッカソンイベント「KYOTO PLATEAU HACK 2024」も開催

　都市におけるデジタルツインの未来や京都市の建物をデジタル化した3D都市モデルの活用法について、初心者でも楽しく学び、実践できるイベントだ。3D都市モデルに触れたことのない人、エンジニアとして腕試しをしたい人など、レベルに関わらず誰でも参加できる。

「京都デジタルツイン・ラボ」3連続イベント開催概要