【自社開発企業・SIer勤務のITエンジニア採用担当者に聞く採用の実態】6割以上の方が採用目標未達
株式会社ラクスパートナーズ
さらに約9割の採用担当者が採用時にミスマッチを感じたことがあると回答。対策として実施している外部人材の活用とその割合を調査。
ITエンジニアの派遣事業・SESを展開する株式会社ラクスパートナーズ(東京都新宿区、代表取締役:吉田 雅行)は、自社開発企業・SIerに在籍しているITエンジニアの採用担当者を対象に、「ITエンジニア採用の実態と課題」に関する調査を実施しました。本リリースでは一部を抜粋しお知らせいたします。
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調査サマリー
・年間でのエンジニア採用目標人数は1~20名がボリュームゾーン。
・6割以上の担当者が、目標未達。主な対策として中途採用強化・外部人材活用を実施。
・自社のエンジニアの契約形態の構成割合を調査。正社員比率は6割程度。
・約9割の担当者が採用時にミスマッチを感じている。
・ミスマッチを最も感じる点は、個人の能力よりもチームで成果を出せる人材か。
少子高齢化が進む日本では、多くの業界で人材不足が深刻化しています。
特にIT業界では、技術の進化やデジタル化が急速に進む一方で、必要なスキルを持つエンジニアの数が追いつかず、採用が大きな課題となっている企業も少なくないでしょう。
また、若年層の人口減少により、将来的に優秀なエンジニアを確保することがますます難しくなり、採用戦略の見直しや新たな施策が求められる状況に直面しています。
企業が求めるスキルや経験と、実際に採用できる人材とのギャップが、エンジニア採用にどのような影響を与えているのでしょうか。
回答者属性
■あなたの性別を教えてください
『男性(71.2%)』『女性(28.8%)』
■あなたの年齢を教えてください
『20~29歳(10.1%)』『30~39歳(32.8%)』『40~49歳(35.2%)』『50~59歳(21.9%)』
■自社のエンジニアの職種を教えてください
※本アンケートでは、職種を以下のように分類しております。
■Web開発系
『バックエンドエンジニア(38.4%)』『フロントエンドエンジニア(36.6%)』
『QAエンジニア・テスター(25.2%)』
『HTMLコーダー/マークアップエンジニア(24.8%)』
■インフラ系
『ネットワークエンジニア(25.5%)』『サーバーエンジニア(23.2%)』
『クラウドエンジニア(19.5%)』『データベースエンジニア(19.5%)』
『セキュリティエンジニア(17.1%)』
■AI・ML系
『データエンジニア・データサイエンティスト・データアナリスト(10.9%)』
『AI・機械学習エンジニア(7.5%)』
■その他開発系
『汎用系・オープン系エンジニア(8.0%)』『パッケージソフトウェアエンジニア(7.8%)』
『組込み・制御エンジニア(7.5%)』『ゲームエンジニア(3.6%)』
■管理系
『ITコンサルタント・ITアーキテクト(6.5%)』『ブリッジSE(5.8%)』
『PDM/PM/PO(5.5%)』
IT・WEBサービスの高度化、さらに労働人口の減少や働き方改革などの影響により、エンジニア不足は深刻な問題となっていますが、実際どれくらいの人数の採用を考えているのでしょうか?
採用目標の人数に対して6割以上の方が「若干の不足がある」「大幅に不足している」と回答
「自社で年間で採用したい(正社員、外部人材含む)エンジニアの人数を教えてください」と質問したところ、以下のような結果になりました。
それぞれの職種で1~5名、6~10名、11~20名を年間で採用したい企業が多いようです。
人材不足が深刻化するなか、採用したい人数と実際の間にはどれくらいの差があるのでしょうか。
「現状、採用したい人数との間にどれくらいギャップがありますか?」と質問したところ、『ほぼ計画通り(36.6%)』『若干の不足がある(52.1%)』『大幅に不足している(11.3%)』という回答結果になりました。
約4割は採用の達成率がほぼ計画通りのようですが、若干の不足が生じている企業が約半数おり、大幅に不足している企業も合わせると6割以上が人材不足を感じていることが示されました。
そのような中、人材不足を補うためにどのような施策を行っているのでしょう。
「人材不足を埋めるために行っている施策として、注力していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『中途採用強化(採用チャネル・採用予算の拡充など)(49.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『外部人材の活用(43.5%)』『未経験・微経験者の採用強化(自社での育成体制構築など)(43.4%)』となりました。
中途採用を重視しつつも、外部人材の活用や未経験者の採用など、柔軟な採用手法も取り入れている様子が見られました。
人材不足解消のため、自社で育成する体制を整え、未経験・微経験者を採用する動きもあるようです。
エンジニア不足の対策として43.5%が「外部人材の活用」と回答。どのくらいの割合で活用しているのか?
では、外部人材はどれくらい活用しているのでしょうか?
外部人材の活用割合を聞いたところ、3~4割で構成されていることがわかりました。
特に昨今目覚ましい発展を遂げるAI・ML分野では正社員採用が難しいことがうかがえます。
採用時にミスマッチを感じた経験がある方は9割近くに!採用における課題とは
では、採用したものの、業務を行っていくなかでミスマッチを経験した方はどのくらいいるのでしょうか。
「採用時にミスマッチを感じたことはありますか?」と質問したところ、約9割の方が『ある(85.9%)』と回答しました。
では、具体的にどのようなミスマッチを感じたのでしょうか?
前の質問で『ある』と回答した方に、「具体的にどのようなミスマッチを感じましたか?(上位3つまで)」と質問したところ、『個人としては能力があるがチームとして成果を出せる人材ではなかった(48.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『経験年数に見合った技術スキルではなかった(38.9%)』『コミュニケーション能力が期待に合わなかった(38.3%)』となりました。
スキルや知識だけでなく、チームや社風との相性も採用において重要な要素であることが示されました。
【まとめ】採用においてスキルや知識だけでなくチームや社風との相性も重要な要素であることが判明
今回の調査で、採用したい人数について、ほぼ計画通りという企業もあるようですが、6割以上の企業では不足があることから、中途採用の強化や外部人材の活用、未経験者採用といった手法を取り入れて人材不足の解消を図っていることが明らかになりました。
また、正社員割合が約6割程度ということから、自社の採用だけではリソース不足を補うことは困難であることがわかりました。
採用においては、採用後にミスマッチを感じた方も多く、特にチームとして成果が出せる人材ではなかったことや経験年数と見合った技術スキルではなかった、コミュニケーション能力が期待通りではなかったといった課題を感じた方が多いようです。
このような結果から、ITエンジニアとして優れた技術力を持つだけでなく、組織の一員としてチームに貢献できる人材を見つける必要があると言えますが、自社の採用だけではそのような人材を確保するのが難しいため、外部人材の活用も視野に入れておくことが重要です。
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調査概要:「ITエンジニア採用の実態と課題」に関する調査
【調査期間】2024年11月6日(水)~2024年11月7日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】604人
【調査対象】調査回答時に自社開発企業・SIerに在籍しているITエンジニアの採用担当者と回答したモニター
【調査元】株式会社ラクスパートナーズ(https://www.rakus-partners.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
優秀なITエンジニア人材を見つけるなら株式会社ラクスパートナーズ
今回、「ITエンジニア採用の実態と課題」に関する調査を実施した株式会社ラクスパートナーズ(https://www.rakus-partners.co.jp/)は、ITエンジニアの派遣サービスを提供しています。
Web、クラウド、機械学習、QAを中心に専門技術に特化した人材を採用・育成し、お客様のニーズに合わせたITエンジニアを派遣します。
【ITエンジニア派遣サービスの特徴】
1.優秀な人材
・登録型派遣ではありません
登録型の派遣とは異なり、ラクスパートナーズの社員として採用した人材を派遣いたします。また、パートナー企業を利用していないため、100%弊社のエンジニアが技術支援いたします。
2.一流の教育
・ITスクール事業で培ったノウハウを利用
Web開発・クラウド・機械学習・QAの専門分野に特化した教育。
独自のテキストを使用し、自社の研修ルームで教育。
ITスクール事業で培った教育メソッドを活かしお客様で活躍できるITエンジニアを育成します。
・専任講師による専門技術を習得
入社後は3ヶ月の職種別の実践研修。WebエンジニアはJava、クラウドエンジニアはLinux、機械学習エンジニアは数学の理論、QAエンジニアはテスト設計(テスト技法)を中心に進めていきます。お客様先で活躍するために、専任講師による超実践型の研修を導入しています。
・ヒューマンスキルも重要視
技術研修はもちろんですが、ヒューマンスキル研修も促進しています。ロジカルシンキング、タイムマネジメント、コーチングなどを取り入れることでバランスの取れたITエンジニアを目指しています。
3.専任のサポート
・マッチング
お客様に派遣するエンジニアは、技術専任スタッフが人選。最適なマッチングを図ります。
・CS(キャリアサポート)
派遣後も専任のCS担当がITエンジニアと密なコミュニケーションをとりフォローUPを継続して行います。
・CR(クライアントリレーション)
専任のCR担当が3ヶ月に1度、ITエンジニアの働きぶりをお客様にヒアリング。お客様の期待を超える事ができるようフォローUPを継続して行います。
【強み】
・登録者は20、30代がメイン
・開発、構築経験者が豊富
・IT業界に強みのある営業担当やアドバイザーが在籍
■ITエンジニアの種類
・Webエンジニア派遣
・クラウドエンジニア派遣
・機械学習エンジニア派遣
・QAエンジニア派遣
■詳細はこちら:https://www.rakus-partners.co.jp/service/
■株式会社ラクスパートナーズ:https://www.rakus-partners.co.jp/
■お問い合わせURL:https://form.k3r.jp/hr_recruit/rks112
【会社概要】
名称: 株式会社ラクスパートナーズ
所在地 : 東京都新宿区新宿4-3-25 TOKYU REIT新宿ビル8F
設立: 2018年3月1日
資本金 : 2,000万円 (株式会社ラクス 100%出資)
代表者 : 代表取締役 吉田雅行
事業内容: IT技術者派遣事業
会社HP : https://www.rakus-partners.co.jp
※掲載のデータは発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。