クリーンエナジーに特化した欧州投資ファンドTriodos、新たに約18.4億円の投資を実施 - GridBeyond共にネットゼロ社会に向けた蓄電プロジェクトを拡大
GridBeyond
電力最適化や分散型エネルギーリソースの管理など、エネルギーの柔軟性を有する資源や設備のマネージメントを行う、GridBeyond(本社:アイルランド・ダブリン、CEO:マイケル・フェラン)は、英国およびアイルランド全域における需要家側 バッテリーエネルギー貯蔵システム(以下、BESS)の展開を加速するべく、ヨーロッパを代表する持続可能投資ファンド、Triodos Energy Transition Europe Fund commits(以下、Triodos) とのパートナーシップを拡大・強化しました。TETEFは、共同事業であるGridBeyond Storageに対し、新規総額約20.4億円(1,250万ユーロ)の投資の一環として約18.4億(1,125万ユーロ)の投資を決定しました。
エネルギーソリューションの革新を支えるGridBeyond Storage
GridBeyondとTriodosは、これまでの2年間において協力関係を築き、GridBeyond Storageの設立を通じて、商工業の顧客向けに蓄電池関連のエネルギーソリューションを提供してきました。今回の新たな資金投入により、GridBeyond Storageはアイルランドとスコットランドにおいて計8MWhのBESSのプロジェクトを実施予定です。また、太陽光発電や電気自動車の充電といった先端技術を用いた新規プロジェクトの模索も行われています。
ネットゼロ社会への貢献
Triodosのプロジェクトエクイティ責任者、ミヒール・ヴァン・ベーク (Michiel van Beek) 氏は、「GridBeyondとの協業は初期2年間で大変有意義な成果を上げ、今後のパートナーシップの発展に期待しています。今回の新フェーズは、エネルギー転換をさらに加速するものであり、柔軟なエネルギーソリューションを通じて、ネットゼロ社会への道を切り開いていきます。」と述べています。
GridBeyondの副CEO、リチャード・オロクリン (Richard O’Loughlin)も「Triodosとのパートナーシップを次の段階に進め、蓄電設備のソリューション提供を拡大できることに喜びを感じています。この協力体制により、お客様がエネルギー転換を実現するための柔軟なサービスを提供し、サステナブルな目標に貢献していきます。」とコメントしました。
パートナーシップについて
2022年、TriodosとGridBeyondは、英国およびアイルランドにおける商工業関連企業にBESSプロジェクトを提供するため、ジョイントベンチャーであるGridBeyond Storage Limitedを設立しました。このパートナーシップに基づき、GridBeyond Storage はアイルランドのCarey Glass社にて1.1MWhの蓄電システムを2023年3月から稼働してます。また、次の段階として、スコットランドのO-I Glass社にて8.3MWhの設備を現在建設中、2025年に稼働開始を予定しています。
Triodosとのパートナーシップを通じて、GridBeyondは未来を切り開くリーダーとして、これからもエネルギー分野における革新を推進し続け、持続可能性と効率性を両立させるソリューションの提供に全力で取り組んでまいります。
蓄電システムに関する詳細はホワイトペーパーをダウンロード:
https://gridbeyond.com/lp/whitepaper_battery_jp/
GridBeyondについて
GridBeyondは、完全成功報酬型エネルギー最適化サービスや分散型エネルギーリソースの管理など、エネル ギーの柔軟性を有する資源や設備のマネジメントを行う、グローバルエネルギーソリューションカンパニーです。人工知能(AI)とデータサイエンスを駆使し、産業・商業拠点を中心に電力市場への参入や、脱炭素化経営、新たな収益源の開拓、運営管理の向上など、さまざまなエネルギーサービスを提供しています。GridBeyondのクラウドべースのプラットフォームは、世界900以上の施設で合計2,000MW以上のエネルギー設備を管理しています。英国やアイルランドの先進的かつ競争の激しい再生可能エネルギー市場で培ったノウハウを活かし、ビジネスの成長を支援します。
また、お客様のニーズに合わせたエネルギーの活用方法をご提案も可能です。ぜひ無料電話相談をご利用ください。抑制を実現すると同時に、ネットゼロへの移行を支援することができます。
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