『工場・ビルなど拠点を超えたセキュアな設備管理:VPN+リモートデスクトップに代わる新たな選択肢とは』というテーマのウェビナーを開催
マジセミ株式会社
マジセミ株式会社は「工場・ビルなど拠点を超えたセキュアな設備管理:VPN+リモートデスクトップに代わる新たな選択肢とは」というテーマのウェビナーを開催します。
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■深刻なファシリティマネジメントの人手不足
少子高齢化に伴い、国内の労働力人口の大幅な減少が予測されています。特に、製造業の工場の生産ラインやビルのメンテナンス、電力・水道などの重要インフラの制御システムの設備管理といったファシリティマネジメント分野では、人材確保が一層困難になっています。
このため、限られた人材で効率的かつ省人化を実現するため、複数拠点やシステムを遠隔からセキュアに統合管理するシステムが強く求められています。
■ VPN+リモートデスクトップのセキュリティ課題
コントロールルームへの遠隔メンテナンスには、VPNとリモートアクセスは一般的なソリューションとして広く使用されています。具体的には、VPNを使用して遠隔のネットワークに安全に接続し、リモートデスクトップやVNCといったプロトコルを用いて特定のコンピュータにアクセスを行う方法です。
しかしながら、VPNはあくまでネットワークをプライベートに拡張するもので、一旦アクセスが許可されるとその後のアクセス制御が難しいという問題があります。VPNを通じてシステムに侵入した攻撃者がネットワーク内を自由に移動できるリスクも存在します。さらに、制御システムやファシリティマネジメントの設備では、古いOSを使用しているケースが多く、最新のセキュリティパッチやアップデートが適用されていないことがしばしばあります。
また、複数の画面を同時に操作する場合、リモートデスクトップやVNCでは、通常単一の画面操作を前提としているため、帯域幅の制限やプロトコルの特性により、操作性が低下するという問題も発生します。
■ VPN+リモートデスクトップに代わるIP-KVMとは
IP-KVM(Keyboard, Video, Mouse over IP)は、遠隔からキーボードやビデオ信号のみを送信してコンピュータやサーバーをセキュアに管理・操作する技術です。この技術を活用することで、リモート操作時にデータファイルの転送が不要となり、情報漏洩のリスクを大幅に低減します。
また、信号の転送や操作の制御をハードウェアレベルで行うため、ソフトウェアベースのリモート管理とは異なり、古いOSでも問題なくリモートアクセスが可能です。さらに、サーバーのOSがクラッシュした場合でも、リモートからの再起動や設定変更に対応できます。
■ 高度なセキュリティと無制限の拡張性を備えた次世代IP-KVMをご紹介
本セミナーでは、次世代IP-KVMである「ADDERLink INFINITYシリーズ」を通して、セキュアな遠隔メンテナンスを実現するための様々な構成例を詳しく解説します。
「ADDERLink INFINITYシリーズ」は、高度な暗号化と認証技術、マルチ画面環境への対応、高解像度ビデオのサポート、無制限の距離拡張、柔軟なスケーラビリティなどの特徴を備えています。これらの機能を活用することで、機密性の高い環境を社内ネットワークから分離し、許可された端末からのみKVM経由でアクセスを制御することで、高いセキュリティを維持しながら、複数拠点にまたがるシステムを遠隔から統合管理することが可能です。これにより、災害時のネットワーク障害やシステムトラブルの発生時でも、他拠点からのリモート復旧や遠隔操作による素早い対応が可能となり、企業のBCP対策にも有効です。
工場やビルなどの設備管理、制御システムの運用保守に関わる方で、他拠点を統合したセキュアな遠隔メンテナンスの構築を目指している方、遠隔地や防爆エリア、クリーンルーム間の移動を削減したい方、IP-KVMを活用したBCP対策に興味をお持ちの方に特におすすめです。
■主催・共催
Adder Technology
株式会社ジェピコ
■協力
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社
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