労働災害のリスクを軽減。ナウア、建設業界向けSaaS「corobanu」をリリース
労働災害データと危険予知機能でスマートな安全管理を実現
ナウアは10月より、建設業界向けの労働災害データ管理・分析SaaS「corobanu(コロバヌ)」を発表した。
corobanuは、災害データの登録と分析を通じて、建設現場の安全管理を支援するツールだ。労働災害の情報は簡単に登録でき、翌年同日に自動リマインドが可能なため、過去の教訓を活かし再発防止を図ることができる。また、厚生労働省の全国データを活用し、地域や業種別の災害傾向を把握できる機能を備えている。
AIによる危険予知サポートも提供されている。作業内容を入力するだけで、作業に応じた「注意点」を提示する大規模言語モデル(LLM)を用いたシステムだ。この機能により、現場のリスクを事前に察知し、作業者に注意を促すことができるとしている。さらに、カスタマイズ可能なダッシュボードで災害データを多角的に統計分析し、視覚化することもできる。