量子コンピュータスタートアップがLLMで研究開発を革新
QunaSys
先進的な勉強会で業界をリードするQunaSysの挑戦
LLM(大規模言語モデル)を活用し、研究開発現場の計算科学を次のステージへ。
量子化学計算の世界的リーダーであるQunaSysは、計算科学と量子コンピュータの新たな可能性を切り拓くためのアプローチとして、「LLM×研究開発勉強会」を開催しました。8社から約100名が参加し、参加者は、LLMを活用した革新的な研究開発アプローチを探求し、これらの技術がどのように研究開発の現場に即した応用を可能にするかを体感しました。
(詳細:https://qunasys.com/case/posts/9pgeh_8h4)
QunaSysがLLMに取り組む背景
量子コンピュータを最大限に活用するためには、「実験」「計算」「データ」「理論」という4つの要素が連携することが不可欠であり、これを私たちは「4つの科学のNew Mix」と呼んでいます。その中でも、計算科学が益々その力を発揮できるようになれば、今後、量子コンピュータを活用できるフェーズで開発の現場に貢献できる可能性が広がると私たちは考えています。従来の研究現場で課題となっていた、グラフや図表といった非構造データの処理をLLMの導入により効率化し、これまで適用範囲が限定的だった計算科学をより効果的に、かつ広範囲で活用できる未来を実現しようとしています。
本勉強会の特徴
このLLM勉強会では、研究開発に特化したLLMの実践的な活用方法を提供し、業界全体のイノベーション推進につなげるべくプログラムを用意しております。プログラムの一つである大学の専門家による講義では、材料開発分野でのLLMの最新活用事例が紹介され、続くハンズオンセッションでは、ノーコードツール「Dify」を用いて、LLMを活用したプロンプトチューニングやエージェント開発のワークフローを体験いただきました。参加者は、融点推定を題材にLLMの可能性を実感し、現場で即活用できる知識を習得しました。
ご参加者様の声
ご参加された方からは、「LLM導入に伴う具体的な課題が明確になった」「業務フローにどのようにLLMを組み込むべきか理解できた」といったコメントをいただいており、実践的なLLMの使い方に触れていただくことで、現場での即戦力となるスキルを習得いただきました。
QunaSysは、LLMを計算科学の進化を支える中核技術と位置づけ、今後もLLM勉強会を中心に、業界全体での技術共有を進め、さらなる技術革新と発展に貢献してまいります。
次回勉強会の詳細・お申込みはこちら:
LLM勉強会HP:https://llm.qunasys.com/
LLM関連のお問い合わせ:llmqparc@qunasys.com
株式会社QunaSys