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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第302回

CRISPR、発明者が特許一部取り下げへ/AIで進化したARグラス

2024年10月07日 11時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

クリスパー特許紛争で新展開 ノーベル賞受賞者が 欧州特許の一部取り下げへ

CRISPRの発明でノーベル賞を受賞した2人の科学者が、欧州での特許2件の取り消しを求めている。欧州特許庁の「不当な判断」に対抗する措置。10年続く特許紛争に新たな展開をもたらし、ライセンス料への影響も懸念されている。

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サム・アルトマンさん、AIで気候問題は「解決」できません

オープンAIのアルトマンCEOは、AIが気候変動の問題を解決し、人類に繁栄をもたらすと主張している。だが、AIの電力需要は温室効果ガスの排出を増加させており、自社が関与する技術で問題を解決できるとするのは傲慢な考えだ。

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ようやく物になったスマートグラス、真価はARではなくAIにある

メタとスナップが相次いでスマートグラスを発表した。両社とも、拡張現実(AR)をスマートグラスの売りとしているが、マルチモーダルAIとシームレスにやり取りできることに意味がある。

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遺伝子編集が出発の条件に? 知られざる宇宙旅行のリスク

長距離の宇宙旅行では、有害放射線や微小重力、心理的な負担により、健康に悪影響が出る可能性がある。宇宙旅行の夢が現実味を帯びる中、宇宙飛行士に遺伝子編集を実施すべきだと主張する科学者もいる。

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AI規制で120超の法案、 安全とイノベーションの バランス模索する米議会

米議会で、AIに関する120以上の法案が提出されている。規制の範囲は教育から核兵器使用まで多岐にわたり、イノベーションを阻害せずに安全性を確保する方法を模索している。多くの法案は成立しないと見られるが、法案の内容からは議員らの関心がうかがえる。

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木星の衛星「エウロパ」の居住可能性は? NASA探査機打ち上げへ

木星の衛星「エウロパ」に向けたNASAの探査機「エウロパ・クリッパー」が早ければ10月10日にも打ち上げられる。2030年に木星の周回軌道に到達した後、49回の接近通過飛行を実施し、生命が存在する可能性を詳細に調査する。

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米国中の送電網をつなぐ 「執念」の起業家、 15年間の失敗と学び

起業家マイケル・スケリーの夢は、米国の分断された送電網を統合することだ。15年間、幾多の挫折を経験しながらも諦めず、新会社で再起を図っている。時代はようやく彼に追いついたのだろうか。

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CO2だけじゃない、今、知っておくべき温室効果ガス

地球温暖化の原因となるのは二酸化炭素(CO2)だけではない。個別に見るとCO2に比べて影響は小さいかもしれないが、全体を見ると、気候変動への対応という課題の難度を引き上げている温室効果ガスの概要を紹介しよう。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

イベント「生成AIと法規制のこの1年〜知財・著作権の最新潮流を読み解く」開催

MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催しているマンスリー・イベントです。次回10/9(水)は「生成AIと法規制のこの1年」がテーマです。


テキストから画像、音楽、動画まで、生成AIブームの到来によって、誰もがさまざまなコンテンツをAI技術を使って手軽に作れるようになりました。生成AI技術を組み込んだサービスや製品も次々と登場する一方、生成AIが利用する学習データをめぐっては大手新聞社や大手音楽レーベルがAIベンダーを訴えるなど、法的なトラブルも発生しています。また、生成AIの急速な普及を受けて、この1年でEUのAI法や米大統領令など世界各地で規制の動きが加速し、AI企業は対応を迫られている状況です。 今回のEmerging Technology Nite「生成AIと法規制のこの1年〜知財・著作権の最新潮流を読み解く」では、著作権・エンターテインメント業界に精通した骨董通り法律事務所の出井 甫弁護士をゲストに迎え、この1年あまりの生成AI関連の法規制の重要トピック、特に著作権をめぐる法的争点を中心に整理してお話いただきます。生成AIモデルの開発や、生成AIを活用したサービス・事業に関わる企業の担当者など、法規制の最新動向を知りたい方におすすめのイベントです。

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