アップルは独自開発の5Gモデムチップを、2025年までにiPhoneに搭載する準備を進めているという。台湾メディアDigiTimesが9月18日に報じた。
同紙によると、アップルの自社製5Gモデムチップは2025年前半に発売予定の新型iPhone SE 第4世代に初めて搭載され、その後、2025年後半に発売されるiPhone 17シリーズの一部モデルにも採用される見通しだという。
このうわさについては、著名アナリストのミンチー・クオ氏も2025年にアップルの自社製5Gモデムチップを搭載したiPhoneが2モデル発売されると伝えている。具体的には第1四半期に新型iPhone SEに、第3四半期に超薄型のiPhone 17モデルに搭載される見込みだという。
ただし、DigiTimesによれば、この5GモデムチップはmmWave(ミリ波)技術を組み込んでいないとのことだ。そのため、アメリカ向けに発売されているiPhone 12以降のモデルは、引き続きクアルコム製の5Gモデムチップを搭載する可能性が高いとみられている。
アップルの自社製5Gモデムチップの出荷数は2026年までに1億台を超えると予想されている。
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