「自慢デバイス」ではなくなった折りたたみスマホ
サムスン電子が初代Galaxy Z Flipを出してから5年以上が経過し、もはや折りたたみスマートフォンは誰もがビックリするような珍しいデバイスではなくなってしまった。
「人に見せて自慢できる」ようなデバイスではなく、存在が当たり前になりつつあるなかで、メーカーとしても「大画面化」「小型軽量化」「バッテリー寿命改善」といった従来の競争軸での戦いに落ち着きつつあるのだ。
しかし、それでは既存のスマートフォンから折りたたみに乗り換えようという強い需要には結びつかない。
もはや、どんなメーカーでも折りたたみスマートフォンが作れるようになりつつあり、参入障壁もかなり低くなっている。
値段においても、ZTEがソフトバンクとタッグを組むことで、数万円で手に入る販売施策もするなど、「高いから買わない」という心理的ハードルも解消されているはずだ。
この連載の記事
-
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 -
第216回
トピックス
総務省の“アップルつぶし”か スマホ下取り価格規制 -
第215回
トピックス
クアルコム、経済圏拡大に“邪魔者” アームとの対立深まる -
第214回
トピックス
ドコモよりauとソフトバンクの体感品質が上がっている事実 -
第213回
トピックス
総務省がソフトバンクを刺しに来た? もう割引規制なんて撤廃すべきだ -
第211回
トピックス
KDDIローソン、狙いは“学生” 「無料ギガ」と「吊るし」でアピール -
第210回
iPhone
アップル「iPhone 16」シリーズ、オススメはこの2つ -
第209回
トピックス
スマホがどこでも買える今、ソフトバンクの“英断”は理にかなっている -
第208回
トピックス
通信品質の低下が指摘されるドコモ、大規模イベントで驚きの対策 -
第207回
トピックス
楽天モバイル好調のワケ 「三木谷キャンペーン」が金脈に - この連載の一覧へ