【レビュー】Suicaも使える多機能さが魅力「Galaxy Watch 7」ヘルスケア機能の充実度はトップクラス
2024年09月07日 12時00分更新
ヘルスケア機能の充実度はトップクラス
ワークアウトのメニューは、初期設定されているタイルから素早く起動できました。ウォーキング、ランニング、自転車などは、運動を自動で検出し、計測に導いてくれる機能があります。ウォーキングは10分で認識するようで、計測を習慣づけることができそうです。デュアルGPSを搭載しているためか、位置情報の取得が速く、精度も高い印象。ウォーキング中に立ち止まった場合の計測の停止・再開も的確で、各種センサーの精度も高いように感じられました。
ウォッチで計測したデータは「Samsung Health」アプリに同期されます。記録される情報は詳しく、ただ腕に巻いているだけでも、心拍数、血中酸素レベル、睡眠の状態などの細かいデータが蓄積されていきます。その日に心身の準備の度合いを示す「エナジースコア」というものも表示され、健康的な生活に向けたアドバイスも得られます。いろいろなメーカーのスマートウォッチを使ったことがありますが、ヘルスケア関連機能の充実度はトップクラスだと思います。
バッテリーは毎日充電が必要
バッテリー容量は425mAh(40mmモデルは300mAh)で、常時表示をオフにした場合は最大40時間、オンにした場合でも最大30時間の電池持ちを見込めます。初期設定で常時表示(Always On Display)がオンになっていたので、そのまま使っていますが、電池はギリギリ1日は持つけど、充電は毎日必要という印象。
例えば、フルに充電して朝8時から使い始めて、約1時間のウォーキングをし、睡眠もトラッキングした日は、翌朝6時頃に目覚めると電池残量は10%ほどになっていました。残量が15%になると、省電力モードへの切り替えを勧める画面が表示されるのですが、ヘヴィーに使った日には、朝から使い始めて夜には15%になっていました。睡眠をモニタリングしたい場合は、就寝前、お風呂に入っている時間などに充電するのがよさそうです。
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