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Stable Diffusion入門 from Thailand 第21回

画像生成AI「Midjourney」の使い方 待望のWebアプリ版を徹底的に解説します

2024年09月04日 10時00分更新

文● 田口和裕

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テキスト(プロンプト)から画像を生成する

 アカウントを作成したらさっそく使っていこう。下図がWeb版の基本的な画面だ。画面の一番上に「Imagine Bar」と呼ばれるプロンプト入力欄がある。

Midjourney

 まずはImagine Barにプロンプトを入力しよう。「Flux.1の紹介記事」でも利用したものを流用した。

プロンプト:A photorealistic portrait of a young woman with dyed pastel pink hair and subtle makeup, wearing trendy streetwear, standing in a bustling urban crossing with neon signs in the background

 入力が終わったらエンターキーを押す。

入力したプロンプト

 生成した画像を確かめるには、左側のサイドバーから「Create」をクリック。

サイドバー

 Discord版同様、4枚の画像が生成された。

 デフォルト解像度もDiscord版と変わらず1024x1024ピクセルだ。

 画像の右側には使用したプロンプトと、各種パラメーター(ここでは「v 6.1」)が表示される。なお、v 6.1とは画像生成モデルのバージョンだ。

 生成された画像のサムネールにマウスをもっていくと「Vary Subtle」と「Vary Strong」の2つのボタンが現れる。VaryとはVariation(バリエーション)の略で、変化・変形を意味する。

サムネールにマウスオーバー

 「Vary Subtle」をクリックすると、元画像から少しだけ変化したバリエーション画像が4枚生成される。

「Vary Subtle」

 「Vary Strong」も同様にバリエーション画像が4枚表示されるが、こちらの方がより変化が大きい。

「Vary Strong」

 「基本的に気に入っているけどなにか少しだけ足りない」みたいなときは「Vary」で追求してみるのもいいだろう。

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