Stable Diffusion入門 from Thailand 第21回
画像生成AI「Midjourney」の使い方 待望のWebアプリ版を徹底的に解説します
2024年09月04日 10時00分更新
OpenAIの「DALL-E」やStability.aiの「Stable Difusion」と並んで、早くから画像生成AIサービスを提供している「Midjourney」。他サービスとは一線を画す独自の美学とアーティスト志向を全面に押し出しており、有料サービスながら愛用者は多い。
ただし、コミュニケーションプラットフォーム「Discord」のチャットボットとして提供されていたため、導入のハードルが少しだけ高いという問題があった。
ところが2024年8月22日、多くの人が待ち望んでいたWebアプリがとうとう一般公開され、誰でもブラウザー上から利用できるようになったのだ。当連載でもさっそく2回にわたってWebアプリの利用方法を徹底解説していこう。
The Midjourney web experience is now open to everyone. We're also temporarily turning on free trials to let you check it out. Have fun! pic.twitter.com/rcmP0UD8PV
— Midjourney (@midjourney) August 21, 2024
アカウント作成
まずはアカウントの作成だ。ブラウザーでMidjourneyにアクセスしたら「Sign Up」をクリック。なお、すでに登録済みの人は「Log in」をクリックでよい。
サインアップにはDiscordもしくはGoogleアカウントが必要になる。どちらか持っている方(通常はGoogle)をクリック。
入会案内画面が表示されるので「Join Now」をクリック。
プランは月額10米ドル(およそ1460円)の「Basic」、30米ドル(およそ4390円)の「Standard」、60米ドル(およそ8770円)の「Pro」、120米ドル(およそ1万7540円)の「Mega」の4つが用意されている。年間契約するとそれぞれ20%割引(Basicプランの場合8米ドル)される。
一番安い「Basic」でも月間200枚以上生成可能なので、まずはそこから始めてみればよいだろう。もちろんプランの変更や退会はいつでも可能だ。
プランを選び、支払い方法(クレジットカードおよびGoogle Pay)を選択すれば準備完了だ。
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