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スマホ故障が60分でデータそのまま修理完了! ドコモの即時修理サービスが便利すぎる!

2024年09月02日 11時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

提供: NTTドコモ

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ドコモ

スマホが壊れた! でも安心して!
データそのままで60分で修理できちゃいます!

 大事なスマートフォンが壊れた! ガラスが割れてしまったり、バッテリーが弱ってきたり、なんて経験をした人も多いだろう。

 何をするにもスマホが必要なこの世の中で、“スマホが使えない”ことほどおそろしいものはない。すぐに修理してもらいたいけど、スマホを預けると時間がかかるし……。

 そんな悩みを解決する修理サービスを、ドコモが一部のドコモショップにて提供しているのをご存じだろうか? 2022年にスタートしたこのサービスは、店頭で最短60分の即時修理をしてくれるもの。サービスを提供しているドコモショップには修理カウンターが設置されており、その場で修理し、データはそのまま返却してもらえるのだ。

 とはいえ、どのような機種が対応していて、どのように修理してもらえるのかが気になるので、実際に修理の現場を見学させてもらった。

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Galaxyのリペアコーナーが併設されている

Galaxyのリペアコーナーでは
フィルム交換やSペンのペン先交換など無料サービスも

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ドコモショップ 上野広小路店。東京都台東区上野1-20-11 営業時間は10:00~18:30 店頭来店予約専用ダイヤルは050-3666-9071

 訪れたのはドコモショップ上野広小路店。ここではGalaxyシリーズのリペアコーナーが設置されている。修理の対象はドコモで購入したGalaxy端末(一部SIMフリー版も含む)。

 サムスン電子ジャパン 修理管理担当の山本氏によると「かなり古い機種でも修理可能」とのこと。「2020年発売のGalaxy S20まで対応しています」とおっしゃっていたので、4年前くらいに発売された機種でも対応してもらえる可能性はある。

お店に入って右手にGalaxyリペアコーナーがある

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Galaxyリペアコーナーのカウンター

 なお、即時修理が可能なのは、メイン基板の交換が必要ない場合。たとえば、画面割れ、バッテリー劣化、外装の破損などが対象となる。水濡れや電源が入らない、通話できないといった症状は基板交換の可能性があるので、隣のドコモショップカウンターで預かり修理になる。

●壊れたスマホと保証書などを持って行く

 訪店の際は、修理してもらうスマホのほかに、本人確認書類と、購入時に同梱されている保証書があるといいだろう。また、来店前の事前予約をお忘れなく。

●スマホの状態を調べて見積もりを出してもらう

 Galaxyリペアコーナーのカウンターには、サムスンの専任スタッフが常駐しており、そこでスマホの問診が行なわれる。どのような修理になるのかが提案され、自己負担となる費用も提示してくれる。

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まずはカウンターで問診。修理内容や費用について説明される

補償に入っていない場合はだいたいの見積もりを教えてくれる

 ちなみにGalaxyのリペアコーナーでは、無料でスマホ健康診断、保護フィルムの貼り替え(対象機種のみ)、Sペンのペン先の交換なども行なっている。「無料診断やフィルムの貼り替えのために来る人も少なくない」(山本氏)そうだ。

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スマホ健康診断は無料。保護フィルムやSペンのペン先は無料で交換してもらえるので、Galaxyユーザーには利用価値大

●スマホを預けたら60分後に取りに来るだけ!

 問診が終わるとスマホを預けて、約60分後に受け取りに来るように案内される。修理自体には60分もかからず、40分程度で終わることが多いらしい。しかし、修理を終えてから、正常に動作することを点検するため、合計で60分程度となる。

 なお、フォルダブル(折りたたみ)のGalaxy Z Fold/Flipシリーズの修理には約80分かかる。2台を重ねる構造になっているため、少し時間がかかるようだ。

修理は専用の器具で無駄なく進む
すぐにスマホはバラバラに! 元に戻すのも素早い

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約60分後に修理を終えたスマホを受け取れる。万一、基板交換が必要な故障が確認された場合は、預かり修理が案内される

 修理と点検は、カウンターの背後にある部屋で行なう。作業の様子を見学させてもらうことができたのでレポートしよう。

 部屋ではリペア担当のスタッフ2人が作業をしていた。「Galaxyの修理センターから派遣されたスタッフで、修理センターと同じクオリティーで修理ができる」(山本氏)という。2人の机には、複数のモニターとさまざまな修理道具が並び、その間には見慣れぬ機器が並んでいた。さながら秘密基地のようだ。

●背面パネルは専用機械で分解

 1つは背面パネルを剥がす専用機械。「Galaxy専用に開発したもので、世界中の修理拠点で使われている」(山本氏)とのこと。同じように、修理を終えた後に背面カバーを元に戻す機械もあった。こうした機械によって、まったく傷を付けずに修理ができるのだ。

 背面カバーを外したあと、ネジを外して、基板を外してといった分解作業は手作業になる。ディスプレーや電池パックの交換もこうした分解作業が必要となるが、スタッフの手際の良さに驚かされた。

 限られた空間ではあるが、小さな工場といった趣だった。部屋の片側の棚には、Galaxyの交換部品が機種ごとに整理して収納されていた。

●仕上げはチェックアプリをインストール

 修理を終えた後は、スマホに専用のアプリを入れて、異常がないかを点検する。ベンチマークテストのように画面表示が目まぐるしく切り替わり、スタッフがタップしたり、スワイプしたり、カメラやセンサーの動作をチェックしたり……。

 全機能の点検には15分ほどかかる。無料のスマホ健康診断もこのアプリを使い、ユーザーが気づいていない問題点が発見されることもあるという。点検が完了すると、アプリは自動で消去される。

●データ移行はないがバックアップは推奨

 60分後にリペアコーナーのカウンターに行くと、修理や点検の結果が説明されて、スマホを受け取れる。その後、ドコモショップの通常のカウンターで修理代金を支払うという流れだ。スマホの中のデータはそのまま返却されるが、念のためにバックアップを取っておいた方がいいだろう。

Galaxy Z Foldの保護フィルムの貼り替え作業は機械で

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これはGalaxy Z Fold用の機器

 今回は特別に、保護フィルムの貼り替えを見せてもらった。こちらもGalaxy専用の器具を使うのだが、東京・原宿のGalaxy Harajukuで使われているものと同じとのこと。

 貼り替えに使う器具は機種ごとに異なり、スマホを動かないように固定して、ずれないように保護フィルムを貼れる仕組み。最後はヘラで空気を押し出すようにしてピッタリと隙間なく密着される。

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それまでに貼られていた保護フィルムを剥がした端末をセット

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エアスプレーで埃を飛ばし、クロスできれいに拭き取る

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新しい保護フィルムが貼られる。2枚重ねのフィルムを貼ってから、外側のフィルムを剥がす仕組みで、新しいフィルムはきれいな状態で貼り付けられる

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仕上がりは新品同様だ

 山本さんによると、保護フィルムの貼り替えは、特にフォルダブル端末でニーズが多いとのこと。

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