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東大発物流ロボティクスベンチャーRENATUS ROBOTICSが優勝 IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO

「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」レポート

特集
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Solafune、衛星データを使いやすく世界展開へ

 衛星データを活用するサービスは世界でも増えているが、株式会社Solafuneは”Hack The Planet.”をミッションに、衛星や地理空間データを活用してグローバルな課題解決に取り組む衛星データ解析プラットフォーム「Solafune(ソラフネ)」を展開している。開発者が自由に参加できる公開コンペティションを開催し、解析結果を独自アルゴリズムで自動評価、スコアリングした上で、優秀な解析データに対して賞金を支払う形で買い取り、継続することでよりデータ価値を高めていく。データは衛星データが扱えない国に販売され、世界銀行の支援なども受けながら社会貢献につなげる。100カ国以上で利用されており、全登壇者の中で最もスケールが大きいという点も含めて高く評価されていた。

微生物群「コムハム」で生ゴミを分解

 環境問題への取り組みを進めているものの、なかなか上手くいかないものの一つに生ゴミの堆肥化施設がある。札幌市のスタートアップ株式会社komhamは、父が運営する牧場から見つけた微生物群「コムハム」を用いたビジネスを新たに立ち上げ、スマートコンポストの開発と組み合わせた収益モデル化を進めている。コンポストは生ゴミを捨てると自動で処理を行い、2〜3日で生ゴミを分解。太陽電池を使って運用の温室効果ガスをゼロにしているため、離島や渋谷の小学校で実証実験が行われている。コムハムを使って焼却施設をバイオ処理にシフトするといったことも可能で、カーボンクレジット効果も期待できる。グローバル展開も見込めるバイオ・ディープテックが拡がるよう個人的にも応援したい。

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