加工原価見積り「GENKEI VAULT」、調達業務の合理化「GENKEI LINK」にAI表題情報読取りをはじめとするGENKEI AI Assistantを搭載、AIによる充実のサポート体制へ。

株式会社GENKEI
株式会社GENKEIは、機械加工品の見積業務の効率化や属人化を解消するサービス「GENKEI VAULT(ゲンケイボールト)」および見積手配準備・依頼・比較・価格査定を効率化するサービス「GENKEI LINK(ゲンケイリンク)」において、貴社専用のアシスタントとして業務効率化を強力にサポートする「GENKEI AI Assistant」の提供を開始します。GENKEI AI Assistantは機械加工品の図面読取りや図面情報の自動抽出・登録により、これまでヒトが行ってきた見積・調達業務をサポートし、効率的な業務運営を実現いたします。
また、さらなる機能拡大とサービス改善のため、サービス範囲の見直しを行ないました。

１．GENKEI AI Assistantの搭載
GENKEI AI Assistantとは、製造業向けSaaSソフトウエアサービス群「GENKEI Cloud（ゲンケイクラウド）」の各サービスの効果を最大化し、みなさまの業務効率化や新たな業務スタイルの実現をサポートする、GENKEIが独自開発したAIです。
このGENKEI AI Assistantにより、各サービスでは以下のサポート機能をご利用いただけます。


AI表題情報自動読取り機能
GENKEI VAULT有償版、GENKEI LINK有償版(詳細は3をご参照ください)に搭載
GENKEI VAULT・GENKEI LINK無償版においても、ご登録日から180日間はAI表題情報自動読取り機能を無償でご試用いただけます。（現在無償版をご利用中の場合は、本アップデート日から180日間）




加工形状認識機能
GENKEI VAULT有償版に搭載



GENKEI AI Assistantは、これまで手作業で行われていて時間がかかりやすい作業に着目し、専用のアシスタントとして業務効率化をより強力にサポートいたします。
現在ご利用いただける２つの機能に加え、さらなる機能を追加・拡大して参ります。
ぜひGENKEI AI Assistantのサポートをご体感ください。

２．AI表題情報自動読取り機能
GENKEI VAULT・GENKEI LINKへ案件を登録する際、現在は図面のアップロード後に図面上の表題情報（品名・図番・数量・材質・表面処理・熱処理の項目）をそれぞれ個別にクリックし、OCR機能を用いて読込み、または「表題情報テンプレート」を予め指定してご登録いただいておりましたが、今回のアップデートにて、アップロード時に「AI表題情報自動読取り」ボタンを押していただくことで、AIが自動で表題情報を読取り、案件リストにご登録いただくことができるようになりました。
これまで事前にご準備いただいていた、各社ごとの図面様式を基にしたテンプレート等の準備作業が不要になり、案件登録時の入力作業を大幅に効率化いただけます。



３．サービス範囲の見直し
今回のGENKEI AI Assistantなどのサポート機能拡大にあたり、より多くのお客様に充実した機能を実感いただくため、以下の通りサービス範囲の見直しを行ないました。


無償版ユーザー数の拡大
これまで、「GENKEI VAULT(ゲンケイボールト)」、「GENKEI LINK(ゲンケイリンク)」ともに無償版のアカウント登録数は1つで、一人のみでのご利用をいただいておりましたが、今回のアップデートを通じ、効率化による効果をより多くのお客様に実感していただくため、アカウント登録数を無制限へと変更いたしました。これにより、お客様社内でのご利用実態に合わせた運用が可能になりました。


「GENKEI LINK(ゲンケイリンク)」有償版の提供開始
2024年4月のリリースから現在まで、見積手配準備・依頼・比較・価格査定を効率化するサービス「GENKEI LINK(ゲンケイリンク)」をより多くの方にお試しいただけるよう、全ての機能を無料でご利用いただいておりました。
今回のアップデートに伴い、「AI表題情報自動読取り」「案件登録数無制限」等より充実した機能が搭載された有償版と、気軽に見積手配準備から価格差定までをお試しいただける無償版の2つのバージョンで提供開始いたします。


クラウド案件管理・加工原価見積り「GENKEI VAULT(ゲンケイボールト)」とは
「GENKEI VAULT(ゲンケイボールト)」は、サービスにアップロードした図面や関連資料を保管・管理できる案件管理機能と、保管した図面を基に加工原価を算出できる加工原価見積機能を持つサービスです。
案件管理機能では、図面だけでなく、図面に関するあらゆるデータ(見積書や検査表・製品画像等)を保管・管理することで知識や経験の共有が可能です。
加工原価見積機能では、図面内の加工内容を選択、指示することで、自動で加工工程の設計、使用工具の選定、段取りを含めた加工時間の計算を行い、加工原価を算出できます。加工パラメータや各種チャージ・賃率等はお客様にて調整いただけるため、実際の加工に沿った加工原価算出を可能にします。

見積手配準備・依頼・比較・価格査定の効率化「GENKEI LINK(ゲンケイリンク)」とは
「GENKEI LINK(ゲンケイリンク)」は、サービスにアップロードした図面と図面情報から見積依頼内容を作成、複数の依頼先への依頼や見積回答のとりまとめ、見積回答比較までを効率的に行うことができる調達業務の効率化をサポートするサービスです。
見積依頼内容の作成時は、見積依頼先へ連絡が必要な図番、品名、数量などの図面情報をAIが自動で読取り、抽出するため、見積依頼準備の手間と時間を削減します。
各社が回答した見積結果は、回答一覧に自動で反映され比較表が生成されるため、手作業での集計表の作成は不要です。

製造業向けSaaSソフトウエアサービス群「GENKEI Cloud（ゲンケイクラウド）」とは
「GENKEI Cloud（ゲンケイクラウド）」は、モノづくり現場の新たなカイゼンを支援するソフトウェアサービス群です。
図面加工品の仕様確認や見積り業務におけるコミュニケーションコストの削減、長年の経験が必須であった見積り業務に要するスキルの低減など、これまでの業務をさらに迅速で正確な業務へとカイゼンするクラウドサービスを展開します。
※ご登録は無料で、サービスごとにご利用料金が発生します。


クラウド加工原価見積サービス「GENKEI VAULT(ゲンケイボールト)」のご利用はこちら
https://genkei.co.jp/cost/


図面加工品の見積依頼・回答とりまとめ・比較を合理化するサービス「GENKEI LINK(ゲンケイリンク)」のご利用はこちら
https://genkei.co.jp/link/