知識ゼロでも動くプログラ厶が作りたいなら、AI「Claude」とJavaScriptライブラリーを使うのがオススメ
2024年08月23日 13時00分更新
前回の記事「チャットAI「Claude」すごい新機能「Artifacts」の使い方、全部教えます 」では、ユーザーがチャットAIの「Claude」とやり取りしながらコンテンツを作成できる新機能「Artifacts」について紹介した。今回は、Artifacts機能を使ったプログラミングについて深堀りしていきたいと思う。
プログラミングと聞くと「よくわからないので」と逃げ腰になってしまう人も多いだろう。なにを隠そう筆者もそうだ。
しかし、Artifactsを使えば、プログラミング知識がない人であっても、自然言語で指示を出していくだけで複雑なプログラムを完成させることができるという。
「とは言っても、右も左もわからないので……」
大丈夫だ。「プログラミング」と言うと構えてしまうかもしれないが、重要なのは「作り方(プログラミング)」ではなく「作りたいもの(アイデア)」、そして「依頼の仕方(プロンプトの工夫)」なのだ。作りたいものさえ明確であれば、Claudeに聞けば作り方をやさしく教えてくれる。
それでも作りたいものが見つからない、でもArtifactsは触ってみたい、というわがままな人は「JavaScriptライブラリー」から作るものを考えてみるというのはどうだろう。
JavaScriptライブラリーからプログラミング入門
JavaScriptライブラリーとは、効率的にWebサイトやアプリケーションを開発するための便利な機能をまとめたツールセットだ。
グラフの表示やデータの処理、ユーザーインターフェースの作成などそれぞれ特定の目的に特化しており、これらのライブラリを使うことで、複雑な機能をイチからプラグラミングすることなく簡単に実装できるのだ。
Artifactでは、「jQuery」「Chart.js」「Lodash」「Moment.js」といった多くの一般的なJavaScriptライブラリーを利用できるようになっている。
これらのライブラリーは無料のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービス「cdnjs.com」から取得する仕組みになっている。逆に言えば、cdnjs.comに登録してあるライブラリーならすべてArtifactsで利用できるということだ。
作りたいものがないなら、逆転の発想で「このライブラリーを使ってなにかできる?」という質問をしてみるのはどうだろうか。
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