ミニゲームをはじめ、やり込み要素がたっぷりで長く遊び込める!

システムがより洗練され遊びやすく!Switch版『黎の軌跡II』をプレイレビュー

2024年07月24日 11時00分更新

文● ミヤザキ/ASCII

自由なパーティ編制で挑める“お伽の庭城(メルヒェンガルテン)”

 メルヒェンガルテンは、チャプターに関わらず、そのとき戦闘に参加できるメンバーで自由にパーティを組んで挑戦できるやり込み向けダンジョン的な場所。レベル上げやお金稼ぎ、アイテム稼ぎなどに利用可能だ。

 また、ここで手に入るアイテムを使ってキャラクターのクラフトを強化できたり、キャラクターの見た目を変更できるコスチュームやアクセサリ、メルヒェンガルテンで流れるBGMを変更できるアイテムがゲットできたりと、挑戦すればするほど遊びの幅も広がる。

 メルヒェンガルテンには複数の階層があり、ストーリーの進行に沿って訪れられる階層は増えていく。また、独自のストーリーも用意されており、本編クリア後にも遊べるようになっている。

一つの階層は複数のマスで構成。階層は浅いうちはマス目の数は少ないが、階層が深くなるに従ってマス目の数も増えていく

選んだマスに入ると、ダンジョンに。クリアするためのミッションが提示されるので、それに従ってダンジョンを進もう。条件を満たすと、報酬ももらえる

“シャードトークン”というアイテムを「ミスティックキューブ」の解析に使うと、セピスやアイテム、キャラクターのクラフトの強化に使うアイテム、コスチュームやアクセサリの元となる断片などが手に入る。なおシャードトークンは本編で訪れるフィールドに落ちていることもあれば、メルヒェンガルテンのダンジョン内で手に入る

メルヒェンガルテンから行ける“マルドゥックサポート”。ここではHPやCPの回復、武器やアイテムの購入、入手した断片を元にコスチュームやアクセサリの修復、メルヒェンガルテン内のBGMの変更などができる。また、アクティビティサポートでは、本編で遊べたミニゲームにいつでも挑戦できる

 ちなみに、筆者は訪れるたびに毎回全部の敵を倒し、全部のアイテムを集めるというプレイの仕方をしたが、一つの階層をクリアするのに2~3時間ほどかかる。

 これをやると、レベル上げやキャラ強化はしっかりできるものの、プレイ時間が膨大なものになってしまう。忙しい人はパパっとミッション条件を満たしてクリアしてしまうのがオススメ。それだけでもキャラの強化は十分にできるはずだ。

ミニゲームなど遊び込める要素もどっさり

 本シリーズは、収集要素が多数用意されているのも大きな魅力。それに加えて、本作では釣りやミニゲームなど、より遊び込める要素が多数盛り込まれている。

 隠されたアイテムなどを発見できるシャードサーチを使えば町などのフィールドでシャードトークンが探せるし、カードゲームやバスケットなど、気分転換に遊べるミニゲームもある。

 また、4spg中には対象の人物に見つからないように姿を隠しながら追跡するミッションがあったり、特定の宝箱では開けるのに迷路でのタイムアタックに挑戦することも。

 いずれも何らかのメリットが必ずあるので、ぜひともチャレンジしてみよう。

物語をある程度進めると使えるようになるシャードサーチ。新しい土地に訪れたら、まずは町を巡りながらシャードサーチをして、シャードトークンを集めよう。また、魚が多く釣れる釣りスポットも発見できる

物陰に隠れながら、相手に見つからないように追跡するミニゲーム風なイベント。成功すると、そのミニイベントが発生する依頼の評価ポイントがプラスされる。スキップすることも可能だ

前作にはなかったものの、シリーズではお馴染みのミニゲームの釣りが復活。街中はもちろん、ダンジョンにも釣り場があるので、釣り餌は多めに持っておくようにしたい

新聞や料理、映画のパンフレットなど、本作にもさまざまな収集要素を用意。映画のパンフレットは、すでに持っているかどうかを鑑賞する際に確認できる

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