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あなたのお家の建設費用がお安くなるかも!?最低限省エネ仕様を学習した「建築物省エネ法AIキャットくん(特許出願済)」をリリースします!【建築業界のDX/GX】

PR TIMES

株式会社 愛知省エネ・CO2計算センター
2025年4月より全面適合義務化される「建築物省エネ法」を見据え、住宅の省エネ仕様を学習させたAIチャットサービスをリリースしました。ビジネスユーザーからエンドユーザーまで広範にサポートします。


建築物省エネ法AIキャットくんの回答例(通常のAIチャットとしても活用できます!)

建築物省エネ法AIキャットくんをリリースしました!
2025年4月(令和7年度4月)から全面適合義務化される建築物省エネ法に関して、「分かりにくい。」、「最適解が見えない。」などの疑問の声がよく聞かれます。そこで建築士事務所やメーカーなどのビジネスユーザーから施主(住宅の購入者など)等のエンドユーザーまで幅広くその疑問や課題に対して回答するAIチャットサービスをリリースしました。

これまで、「意匠」「構造」「設備」の三本柱で構成されてきた『建築物』ですが、これからは法律により「省エネ」という概念が、より強く影響することになります。

これまでは、戸建住宅をはじめとする小規模建築物は確認申請時に図書省略がなされるなど、設計作業を含む各種手続きで優遇がなされてきました。それが2025年4月の改正により見直されることで設計作業量が増加してしまいます。さらに省エネ基準への適合も求められることから、ビジネスユーザー側では省エネ仕様を考えながら設計する労力が増加し、また省エネ仕様に関してビジネスユーザーとエンドユーザー間で意思疎通の齟齬が起こりやすくなるなどの課題があります。

この課題を改善するために開発された建築物省エネ法AIキャットくんは、ビジネスユーザーおよびエンドユーザー個別の疑問、またビジネスユーザーとエンドユーザー共通の疑問に回答することで、そういった混乱を抑制するコミュニケーションツールとして機能し、この課題の解消に寄与するものと考えています。

以上の説明では、本サービスによって得られる「いいこと」がイメージしづらいため、ビジネスユーザーとエンドユーザーに分けて本サービスを利用することのメリットを説明いたします。
エンドユーザー側のメリット
最初にエンドユーザーの一例として、「住宅建設を考えているAさん」を例に、本サービスを利用することのメリットをご説明します。

Aさんは妻と子供二人と暮らす36歳の男性です。子供二人も大きくなってきたことから、妻と相談して戸建住宅を建設することを決めました。まず、住宅展示場に足を運び、各ハウスメーカーの住宅やそのコストを調査しました。しかしながら、昨今の物価高で坪単価は想定したものよりだいぶ高額でした。

規格化されたコストパフォーマンスの良い住宅を供給するものだと考えていたハウスメーカーが、ブランド優位の高価格路線になってしまっていることが分かったので、比較のために地元の工務店と打ち合わせをスタートさせました。

提案される住宅のイメージは良く、コスト感も妥当で順調に打ち合わせが進み、いよいよ正確な仕様と見積もりをお願いすることにしました。そうすると予算から少し足がでることが分かりました。予算内に抑えるためには、住宅の面積を減らすか設備などの仕様をグレードダウンさせるしかありません。

Aさんが住宅建設コストの削減についてネットで調べてみると、「建築物省エネ法AIキャットくん」というソフトがあることを知りました。これは建設予定地域と住宅の規模から省エネ基準をクリアするための最低限仕様を教えてくれるらしいと分かりました。

個人利用プランを確認すると、
『1,500円/月』  ・・・ 一度試してみたい方向け
『3,000円/3ヶ月』・・・ 住宅検討中の方向け
『15,000円/年』 ・・・ 継続利用したい方向け

の3プランになっていました。
 
 Aさんは、住宅建設までの間、省エネ仕様に関することだけでなく幅広く住宅建設のことについて聞いてみたいと考え、ひと月あたりのコストが最も低い3ヶ月プランを選択しました。

Aさんは早速AIキャットくんに建設予定地での最低限仕様を聞いてみることにしました。そうすると、以下のような案内が表示(下左図)されたので、該当する数字を打ち込んだところ、数秒で返答がありました(下右図)。
(※生成AIの仕様上、複雑な計算を背景に回答を作成するのは現時点では困難です。本サービスにより享受できるメリットを明確化するためにも、この部分については形式的な応答方法を採用することにしました。)


より近しいものの番号を全角で入力することを促されます。

具体的な仕様が回答されます。


Aさんが、以前工務店より提案された少し正確な仕様と見積もりと照らし合わせると、断熱材の厚みや窓の種類についてグレードダウンの余地がありました。グレードダウンが可能であれば予算内に収まる可能性もあるため、AさんはAIキャットくんから提示された仕様を工務店に持参し、この仕様での省エネ基準適合の確認と見積もりの再依頼をすることにしました。

Aさんの事例においては、結果的にグレードダウンは可能と判断され、それに伴って見積もり金額の減額を達成することができ、本契約に進むことになりました。
ビジネスユーザー側のメリット
ビジネスユーザーの一例として、「プレカット会社に勤めるBさん」を例に、本サービスを利用することのメリットをご説明します。

Bさんは大学卒業後プレカット会社に勤めて5年目の27歳女性。住宅に係る法規制や構造計算などの知見を着実に習得し、また真面目で責任感のある人柄から、会社の中堅として働いています。

最近、社内でも定期的に話題になるのは2025年4月の法改正のことでした。例えば2階建ての木造戸建住宅は、4号建築物としていわゆる『4号特例』が適用されてきましたが、2025年4月の法改正後は『新2号建築物』として特例措置がなくなることになります。合わせて、構造計算や審査においての取り扱いの変更や省エネ適判義務化など、まさに令和の大改正といわれても納得する内容です。Bさんはその改正の中でも、省エネ関係の対応を考える担当を任されました。

そんな折、社内で「それ面白いね。でも本当に使えるのかな?笑」という話になったことがありました。同僚がとある工務店の担当者さんからこんな話を聞いたらしいのです。『最低限省エネ仕様をAIに聞いたのでこの仕様で省エネ基準適合確認と再見積もりをしてほしい、と要望されたお客さんがいた』。

Bさんの会社では、今後は断熱についてもプレカット事業の一環として提案・図面作成していこうかという話も出ています。Bさんは、住宅の形状(開口部面積比率含む)は多くの場合大差がないため、断熱仕様もある程度規格化できるものと考えていました。そこで、工務店の担当者さんが言っていたAIサービスを興味本位で見てみることにしました。

個人利用プランもありましたが、法人利用プランは
『10,000円/月』 ・・・ 試してみたい法人様向け 
『99,000円/年』 ・・・ 継続利用予定の法人様向け
              最低限省エネ仕様データをお求めの法人様向け

とありました。

付属される最低限省エネ仕様データは、断熱地域区分7地域×5住戸タイプの最低限省エネ仕様データがまとめられたjwwCadデータや、省エネ計算用データなどかなりボリュームのある情報量であることが分かりました。これを自分でやろうと思うと、計算方法や入力の勉強から始めなければならず、それを通常業務をやりながらおこなうというのはかなり難しそうです。なお、付属で最低限省エネ仕様データがついてくる期間は限定されるようでした。


Plan例1.・1地域の最低限省エネ仕様データです。計35パターン(5Plan×7地域区)の計算用データなどを含む一式が付属


Bさんは年間法人契約について上司に相談するためメリット等を整理することにしました。

 1. 提案の引き出しが増える。
   1~7の断熱地域区分の仕様が格納されたデータであるので、提案の引き出しを増や
   すことができる。例えば、6地域においては4地域の仕様は高級仕様として提案する
   こともできる。

 2. コストダウンの余地として設定できる。
   最低限省エネ仕様データを参考にしたうえで、自社の標準仕様は少しグレードの高い
   設定をすることで、顧客からコストダウンを求められたときに即座に応じることがで
   きる。

 3. 同じ土俵でコミュニケーションがとれる。
   お客様が外部的知見としてAIサービスを利用している場合、同じサービスを利用す 
   ることで同じ土俵でコミュニケーションをとることができる。

結果的に、Bさんは上司から了承を得ることができ、年間100,000円のプランで契約をしました。上司からは、「メリットについてまとめてくれてありがとう。この情報量ならコンサルに依頼したら100万は下らないだろう。林業と建築に関する仕組みづくりも狙っているということなら、いつかうちともシナジーがあるかもしれない。応援してあげましょう。」とのコメントがありました。
最後にこれからの建築業界に対する私見を述べさせてください。
戦後以降の都市拡大期においては、ピラミッド型の人口と資本主義経済と親和性が高く、現代の日本の豊かさはその時から構築され、引き継がれ維持されてきました。

一方で、都市および人口の縮小期たる現代において、新たな課題である持続可能性的観点を絡めると、戦後以降の都市拡大期と同じやり方では成立しにくいと考えています。故に、この豊かさも永遠に続くとは考えにくい状況になってきたように思えます。

だからこそ、今後は、地方ごとに異なる多種多様な課題を地方で解決していかないといけない時代だと考えています。重要なのは「その地方に住まう人達」です。地方の衰退は、日本という国の輪郭がゆるやかに崩壊することを意味します。持続可能性を追求するならば、地方こそが日本という視点が必要になります。ですので、建築が関わる地方の課題であれば、それを解くのはどこか知らない場所に住む建築士や建築家ではなく、その地方に住まう建築士や建築家であってほしいと考えています。

しかしながら、その課題を解くためのヒントになる情報は集まりやすいところと集まりにくいところがあります。建築物省エネ法に関することについて、そういった情報格差を少しでもなくせないかということで、かわいいネコの手を借りることにしました。このネコはかわいいのですが、実は最新のAI機能を持つ巨大なシンクタンクでもあるのです。

私の想いがどれほど世の中の方々に受け入れられるかはわかりませんが、実務の現場を知るものとして、今回の法改正で現場の皆さんの増える負担を少しでも削減できたらとの思いで建築物省エネ法AIキャットくんの開発をしました。

また、購入というかたちで支持していただけましたら、それは新しい取組のために有効活用させていただきます。地域の林業と建築に係る新しい取組です。こと建築物に限って言えば持続可能性的視点はとても明快です。建築と地域の山林との関わりの重要性を再度見直しつつ、今ある建物を利活用すること以外にないと考えています。それに現状では明らかにすることはできないのですが、ある新しいエッセンスを加えて仕組みづくりしたいと考えています。私の知る限りでは、現時点でまだ日本では誰も実現していない仕組みです。

■会社情報
 株式会社愛知省エネ・CO2計算センター
 2022年に愛知県スタートアップ創業補助事業を活用し設立される。筑波大学発ベンチャーの認定を受ける。
 二級建築士事務所(愛知県建築士事務所協会所属)として活動しており、省エネ計算やBELS等の申請代行、設備設計などを 
 生業として請け負う傍ら、省エネ関連の業務の受発注を容易にするプラットフォームの構築を目指す。
 プラットフォームを構築するにあたってアドバイザーが必要になると考えAIチャットの開発を思いつく。プラットフォーム 
 構築のファーストピースとして建築物省エネ法AIキャットくんをリリース。
 『https://treets.co.jp/

■代表者情報
 朝倉恭平(37)
 株式会社愛知省エネ・CO2計算センター 代表取締役
 修士(工学)、二級建築士、既存住宅状況調査士、LEED GREEN ASSOCIATE、
 愛知産業大学非常勤講師、資格学校TAC二級建築士講座講師

■略歴
 1987年に岐阜県羽島市で生まれ、3歳まで名古屋市の赤池、3歳から愛知県豊橋市で過ごす。
 9歳のとき友人宅(おそらく在来工法)が羨ましく自分で自分の家を設計したいと思うようになる。
 愛知県立小坂井高校を卒業する。
 信州大学(工学部社会開発工学科:当時)で建築学全般を学び、特に建築環境工学に力を入れ学習する。
 筑波大学大学院(システム情報工学研究科社会システム工学専攻)に進学。都市環境工学を勉強し修士号を取得する。
 ミサワホームに就職し、建築物省エネ法施行に合わせた省エネ住宅雛型検討などを担当した。
 愛知県庁に転職し、建築指導課などに配置され、建築確認審査業務などを担当した。
 これらの建築実務経験を通して、林業×建築×ある新しいエッセンスの仕組みづくりを自分でやるしかないと決意し、
 独立をして現在に至る。
 現在は省エネ計算(適判、ZEB仕様検討)、設備設計などの実務や大学・資格学校などでの講師をしています。
 令和6年の一級建築士製図合格を目指し、自身も絶賛勉強中の身です。