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単身高齢者の不調のサインを見逃すな! おひとりさまケアの必須チェックポイントを内科医が解説

PR TIMES

株式会社ウェルビト
株式会社ウェルビト、勉強会を主催

介護施設入所に特化した身元保証サービス事業を行う「株式会社ウェルビト」(本社:東京都新宿区、代表:堀内貴敬、山内悠)は2024年7月23日(火)、「見逃してはいませんか? おひとりさまが無意識に発信している不調のシグナル」というテーマの勉強会を開催いたします。単身高齢者は健康に対する不安も大きく、実際に体調の変化を来たすことも少なくありません。そんな単身高齢者の日常生活をサポートするケアマネージャーの方々を対象に、自宅などを訪問した際に見逃したくないちょっとした変化について取り上げます。講師には内科医の横江正道氏を迎え、具体的な事例や最新の知見を交えながら、どんな徴候が見られるのか、どう対応すればいいのかなど実践的な内容を紹介。超高齢社会においておひとりさまの健康を守るための知識を深める機会になることを期待しています。※毎回100名超の参加者! 大好評・ウェルビト勉強会の詳細・お申し込みはこちら




株式会社ウェルビト公式サイト:https://mi-ka-ta.jp/
単身高齢者は二人以上世帯の高齢者と比較し健康や病気に対して不安を抱いている
突然ですが、単身世帯の高齢者と、二人以上世帯の高齢者、この世帯の違いによって自身の健康に対してどの程度不安を持っている人の割合に違いが生じるか、ご存じでしょうか?実は単身世帯の高齢者の方が、二人以上世帯の高齢者より健康に対して不安を持っている割合が高いのです。内閣府が発表している「平成29年 高齢者の健康に関する調査結果」によると、本人が考える自身の健康状態(主観的健康・主観的不健康)に関する質問に対し、「健康」と答えた人の割合が単身世帯で75.7%、二人以上世帯で82.9%となり、単身世帯の方が7.2%低い結果となりました(図1)。同調査はこの結果を踏まえ、単身世帯であることは、主観的健康に負の影響を与える一つの要因と考えられるとしています。


図1 世帯と主観的健康の関係(平成29年 高齢者の健康に関する調査結果をもとに作成)


単身高齢者の体調に関連してもう一つ、調査結果をご紹介します。内閣府がまとめた「平成26年度 一人暮らし高齢者に関する意識調査結果」によると、「日常生活の不安」に関する質問に対し、不安を感じることとして「健康や病気のこと」を挙げた人が最も多く(58.9%)、次に多かったのが「寝たきりや身体が不自由になり介護が必要な状態になること」(42.6%)という結果となり、自身の健康や病気、それによる影響などが他の項目を大きく上回ることとなりました(図2)


図2 一人暮らしの高齢者が抱える不安(平成26年度 一人暮らし高齢者に関する意識調査結果より)


このように、単身高齢者にとって、自身の健康問題は切っても切り離せない重要なテーマとなっているのです。
健康不安が大きいにも関わらず、意外と気づかれないことが多い単身高齢者の体調の変化
上記の通り、単身高齢者にとって健康問題は非常に重要である一方、ちょっとした体調の変化に外から気づかれにくい、といった特徴もあります。例えば認知症。認知症の初期症状として、物忘れやゴミの回収日を忘れる、鍵や財布といった日用品を紛失するといった日常生活に影響を与えるものがありますが、単身高齢者の場合、同居人がいないこともあり、こうした些細な変化に気づかれないまま、症状が進行してしまうといったケースも少なくありません。また、物忘れに関連して薬の定期的な服用ができなくなってしまう場合も多く、その結果、糖尿病や高血圧、心疾患などの慢性疾患を悪化させてしまう可能性も出てきます。転倒・骨折のリスクも見逃せません。高齢者の転倒・骨折は寝たきりの原因にもなりかねませんが、特に単身高齢者の場合、自宅で転倒・骨折をしても気づいてくれる人がおらず、発見・救助が遅れることによりその後の生活に大きな支障をきたしてしまうかもしれません。その他、夏場においては脱水症状や熱中症のリスクも高まるため、エアコンの使用やこまめな給水を促すなど日常生活の面へのサポートも必要になりますが、そうしたサポートが得られずに重症化してしまうケースもあります。
ちょっとした変化に気づけることで、変えられる未来がきっとある
今回、私たちウェルビトが「見逃していませんか? おひとりさまが無意識に発信している不調のシグナル」というテーマで勉強会を主催することにした理由は、単身高齢者が抱える健康リスクの問題は、今後より重要性が高まると考えたからです。高齢者人口における一人暮らしの比率は今後も増加し続け、国の統計によると2040年には22.9%に達すると見込まれています(2020年:18.7%)。それに伴い、例えば一人暮らしの認知症者数も増加の一途をたどり、2040年には217.8万人に達する見込みである、ということも過去のプレスリリースで紹介しました(2024年3月5日配信:「認知症共生社会」における必須のスキル! 信頼関係を構築するコミュニケーションの取り方をエキスパートが解説)。こうした人たちの中には、一人暮らしだから体調の変化に気づかれず、その結果、その後の人生が大きく変わってしまったという方が少なからず存在するかもしれません。そんな将来がすぐそこまで迫ってきているのです。では私たちに何ができるのでしょうか。これまで述べてきた通り、ちょっとした体調の変化に気づくか・気づかないかは、単身高齢者のその後の生活に大きな影響を及ぼすと言っても過言ではありません。そんな変化に気づくために、最低限押さえておきたいポイントがきっとある。それを多くの方と共有することで、誰かの未来が変えられるかもしれない。そんな思いから、今回、内科医の横江正道氏を講師に招き、勉強会を主催した次第です。
総合診療医という立場から異変に気づくポイントなどをわかりやすく解説
今回、講師を務める横江氏は、内科医・総合診療医として長く臨床現場でさまざまな症状の患者さんの診療に当たってきたエキスパートです。総合診療医とは、子どもから高齢者まで幅広い患者のさまざまな身体・心の問題の解決に取り組む医師のことを指します。高齢者の場合、複数の慢性疾患を持っているケースも多いため、診療科全般にわたり高い診療スキルを有する総合診療医の重要性は年々高まっていると言えます。今回の勉強会では、総合診療医でもある横江氏の経験も織り交ぜつつ、単身高齢者のちょっとした異変に気づくポイントや医療につなげる見極めのポイントなどについて解説していただきます。勉強会当日は横江氏の講演後、質疑応答の時間も予定しております。ウェルビト勉強会では毎回、参加者から数多くの質問が寄せられるため、時間の許す限り登壇者に答えていただくかたちをとっています。現場のリアルな疑問・質問に対し、第一人者が知識と経験を踏まえて答えてくれるため、参加者の満足度も非常に高くなっています。ぜひ一度ご参加ください。

見逃していませんか? おひとりさまが無意識に発信している不調のシグナル
日時:2024年7月23日(火) 18~19時15分
会場:オンラインライブ開催(Zoom)
講師:横江正道 (医師・総合内科専門医)
参加費:無料
https://mi-ka-ta.jp/study_session/study_session_2407_1/
ウェルビトでは個別のサービス説明や少人数でのオンラインサロンなども開催
ウェルビトでは、単身高齢者に関するテーマについて専門家が解説する「ウェルビト勉強会」を毎月開催しています。ウェルビト勉強会は取材も受け付けております。取材のご希望がございましたら下記のメールアドレスまでご連絡ください。

また、勉強会以外に、サービスに関する個別のご相談、少人数制のオンラインサロンなども開催しております。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。お問い合わせ・取材のお申し込み:下記メールアドレスまでご連絡ください
contact@welbito.com担当者コメント
株式会社ウェルビト担当・松本哲
私たちは同じ志を持った仲間によって立ち上げた会社です。「身元保証人がいないという理由で施設に入所できず、結果的に望むような人生を送れない」という“負”を解消し、ひとりひとりが自分らしく生きられる社会の実現に寄与したいー、そんな想いを共有したメンバーによって構成されています。構成メンバーは医療・介護・法律の専門家のほか、マーケティング、デザイナー、編集者など多彩な顔触れ。多様な視点から社会課題の解決につながる新たなサービスの提供に取り組んでまいります。株式会社ウェルビトについて



【会社概要】
社名:株式会社ウェルビト
本社所在地:東京都新宿区四谷三丁目13番4号
代表取締役:堀内貴敬 山内 悠
事業内容:施設入所に特化した身元保証サービス
設立: 2023年3月2日
HP:https://mi-ka-ta.jp/