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AIが顔の類似度を判定し、同一人物の画像を自動選別 - Stable Diffusion向け拡張機能「Similarity Sifter」をリリース

PR TIMES

株式会社Emposy
AI顔認識で革新的な画像選別 - 大量生成からの同一人物抽出を瞬時に実現




株式会社Emposy(本社:東京都港区、代表取締役:木谷真也)は、Stable Diffusion向け拡張機能「Similarity Sifter」を2024年6月30日に開発・リリースしました。本機能は、AIによる顔の類似度判定を用いて、大量生成された画像から同一人物の画像を自動的に選別する画期的なツールです。

AIによる画像生成技術の進歩により、同一人物の画像を大量に生成することが可能になりました。しかし、生成された大量の画像の中から同じ人物の画像を選び出す作業は、これまで人間の目に頼らざるを得ず、時間と労力を要していました。
株式会社Emposyが開発した「Similarity Sifter」は、この課題に対する新たなアプローチを提供します。この拡張機能は、人気の画像生成AIであるStable Diffusionに組み込むことで、生成された画像群から同一人物の顔を持つ画像を効率的に選別し、類似度順に並べ替えることができます。



Similarity Sifterの主な特徴は以下の通りです:
- AIを活用した顔認識 最新の顔認識技術を採用し、画像内の顔を検出・分析します。輪郭の比較だけでなく、目や鼻、口などの特徴も考慮した類似度判定を行います。
- 調整可能な類似度閾値 ユーザーが望む類似度のレベルに応じて、閾値を設定できます。これにより、厳密に同一人物と判断される画像のみを抽出することも、ある程度の変化を許容することも可能となります。
- バッチ処理との連携 Stable Diffusionのバッチ処理機能と連携し、大量の画像生成と同時に類似度判定を行うことができます。これにより、生成から選別までのプロセスを効率化します。
- シンプルなユーザーインターフェース 複雑な設定を必要とせず、使いやすいインターフェースを採用しています。数クリックで顔認識技術を利用できます。
- 多様な用途に対応 モデルやキャラクターの一貫性のある画像セットの作成、似顔絵生成の品質管理、顔のバリエーション探索など、様々な用途に活用できます。

株式会社Emposyの木谷真也代表取締役は「Similarity Sifterは、AIによる画像生成の活用範囲を広げるツールです。クリエイターの方々が、より効率的に作品を生み出せるようサポートしたいと考えています」とコメントしています。
この技術により、AIを活用したコンテンツ制作の効率化が期待されます。広告やマーケティング分野では、同一モデルの様々なポーズや表情を効率的に生成・選別することが可能になります。エンターテインメント業界では、キャラクターデザインの一貫性を保ちながら、多様なバリエーションを探索する作業が効率化されるでしょう。

Similarity Sifterは現在、Stable Diffusion WebUIの拡張機能として無料で公開されています。インストール方法や詳細な使用方法については、以下の記事をご参照ください。
- 本気で同じ顔を量産したいなら、これだけ見ればOK 【Stable Diffusion顔固定の徹底解説】
- Stable Diffusionの画像生成の時に類似度を計算してくれる拡張機能を使ってみた

AIによる画像生成技術は日々進化を続けており、Similarity Sifterのようなツールの登場により、その応用範囲は広がりを見せています。クリエイティブな作業の効率化だけでなく、新たな表現方法や研究手法を生み出す可能性があり、今後の展開が注目されています。

株式会社Emposy 会社概要
代表取締役:木谷真也
本社:東京都港区南麻布3-9-12 AZABU HEIGHTS 2F
支社:大阪府大阪市北区堂山町1-5 SANKYO UMEDA BUILDING 7F
ウェブサイト:https://emposy.com/
Gihub:https://github.com/emposy/sd-webui-similarity-sifter