8歳くらいの頃、ノコギリで指を切ってしまい3針ほど縫いました。それからノコギリに微妙な苦手意識があって、できることなら避けたいと思うようになりました。
……っていうのは言い訳で、純粋にノコギリの扱いが下手で、真っ直ぐ切れないんですよね。2×4材を直角に切れないのは当たり前。板材なら左右あちこち刃が流れた跡が残り、大変見苦しいガタガタな切り口になります。
電動ノコギリがあれば、スパっとキレイにカットできるのにな……などと思ったことは1度や2度ではありません。とはいえ、木工といってもちょっとした台を作るくらいなので、カットする場所も数える程度。電動ノコギリが必要になるほど木材を切ることはありません。
ですので、カットは基本的にホームセンターのカットサービスを利用しています。曲線などのカットはできませんが、シンプルな直線カットであれば簡単な寸法図を書けばOKなので、非常に助かります。
まあ、家に帰ってから寸法を間違っていたことに気づいたリ、微調整前提でカットしていることも多いので、完全にノコギリがいらなくなるわけじゃないですけどね。それでも、大きな直線部分はキレイに仕上げてもらえます。
お店でカットしてもらっても運搬が大変という悩み
ここで困るのが、いくらカットしてもらえるといっても、そもそも運搬手段がなければ持ち帰れないこと。2mにカットした2×4材4本を30分かけて歩いて持って帰るとか、電車やバスに持ち込んで運搬するなんてことはできません。
もちろん、ホームセンターだと軽トラの貸し出しなどもあり、こういったサービスを利用すれば大きな木材も持ち帰れるでしょう。しかし自分は筋金入りのペーパードライバー。資格はあってもスキルがありません。
有料の配送サービスを使うというのもありですが、それなら最初からネット通販で木材を買う方が送料が安く済むことが多いです。ただし、通販だとカットサービスが利用できないこともあり、自分で加工するしかありません。
頑張って何とかして持ち帰るか、下手でも自分で加工するかで悩んでいた時に出会ったのが、手動のノコギリでも真っ直ぐ切れるガイド付きセット、ゼット販売の「ソーガイド 鋸セット」(実売価格5500円前後)でした。
このおかげで、自分で加工するという選択肢が選べるようになりました。
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