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Stable Diffusion入門 from Thailand 第16回

画像生成AI「Midjourney」の使い方 画風やキャラクターを固定する「スタイルリファレンス」「キャラクターリファレンス」はこう使う

2024年06月19日 10時00分更新

文● 田口和裕

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 前回は画像生成AIサービス「Midjourney」を使いこなすためのベーシックな「パラメーター」を紹介したが、今回は2024年になって実装された新たな2つのパラメーター「スタイルリファレンス」と「キャラクターリファレンス」そしてその応用となる「ランダムスタイルリファレンス」について解説していく。

 どちらのパラメーターも「お手本となる画像をアップロードし、それを参照して新たな画像を生成する」という手法だ。

イメージプロンプト

 アップロードした画像を参照して新たな画像を生成するのは、前回も紹介した「イメージプロンプト(いわゆるi2i)」と同様だが、画像の内容・構図・スタイルなどすべてを忠実に再現しようと試みるイメージプロンプトと異なり、スタイルリファレンスはスタイル(画風)だけ、キャラクターリファレンスはキャラ(顔・髪型・衣装)だけを参照できるのが大きな違いである。

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