BIG-IP NextにWAFモジュールを追加、NGINX向けの最新WAFも
F5、ウェブアプリ・APIのセキュリティを簡素化する複数ソリューションを発表
2024年05月28日 07時00分更新
F5ネットワークスジャパンは、2024年5月27日、ウェブアプリケーションとAPIにおけるセキュリティ対策を簡素化する複数の新ソリューションを発表した。新ソリューションは、「F5 Distributed Cloud Services Web Application Scanning」、「BIG-IP Next WAF」、「NGINX App Protect WAF 5.0」の3つである。
F5 Distributed Cloud Services Web Application Scanningは、買収したデンマークのHeyhack社の技術を統合したもので、同社のSaaSベースのセキュリティ・ネットワーキング・アプリケーションの管理サービス「F5 Distributed Cloud Services」において、ウェブアプリケーションに対するスパイ行為や不正侵入を自動精査する機能を提供する。
BIG-IP Next WAFは、同社のアプリケーションデリバリにおける次世代プラットフォーム「BIG-IP Next」に加わった、コンテナベースのWAFモジュール。セキュリティ運用の効率性を高めながら、ウェブアプリケーションおよびAPIの脅威に対する防御を提供するという。
NGINX App Protect WAF 5.0は、オープンソースのウェブサーバー「NGINX」向けWAFの最新版。ウェブアプリケーションのファイヤーウォール機能が拡張され、DockerまたはKubernetesをサポートするコンテナ化されたフォームファクタによって、DevOpsチームでの運用に最適化されている。オープンソース版NGINXと有償版のNGINX Plusの双方をサポートする。