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人気のWebサーバー「NGINX」の開発元をF5が買収

2019年03月12日 12時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 2019年3月11日、F5ネットワークスは急成長を遂げるOSSのWebサーバー「NGINX」の開発元であるNGINX,inc(エンジンエックス)を6億7000万ドル(約740億円)で買収した。

 F5ネットワークスはトラフィック管理分野の最大手で、ADC(Application Delivery Controller)のBIG-IPシリーズを主力製品として展開している。従来はアプライアンスベースだったが、昨今はサービスの仮想化やクラウド化を推進している。一方、今回買収されたNGINX,incは大量トラフィックをハンドリングできるOSSのWebサーバー「NGINX」を開発しており、グローバルでは3億5000万以上のサイトで用いられているという。NGINX,incは先日、日本市場への本格進出を発表したばかり。

 F5 CEOフランソワ・ロコー・ドノ氏は、買収に関する書簡の中で「エンドツーエンドのアプリケーションデリバリを提供できる業界唯一のプラットフォーム」の実現を両者で目指すと宣言。マルチクラウド環境で分離されたレガシーアプリケーションやモダンアプリケーションを橋渡しし、コントロールを提供することで、イノベーションを促進するという。NGINXのOSSプロジェクトへのコミットは継続して提供され、F5にジョインしたNGINX,incの経営陣はそのままNGINX,incを率いるという。

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