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o9、生成AIを用いてサプライチェーンにおけるプランニングと意思決定の変革を強化

PR TIMES

o9ソリューションズ


サプライチェーンプランニングプラットフォームを提供するo9ソリューションズ(米国本社:テキサス州ダラス、日本法人:o9ソリューションズ・ジャパン株式会社、所在地:東京都港区)は、サプライチェーンプランニングプラットフォーム『o9 デジタルブレイン』の中核となるエンタープライズナレッジ(EKG)モデルに生成AI機能を組み込むことで、デジタルブレインを大幅に強化させたことを発表しました。

o9ソリューションズは、このイノベーションにより、企業はプランニング部門だけでなく、サプライチェーン、調達、財務、販売など、プランニングや意思決定に関わるすべてのビジネス部門のナレッジと生産性を段階的に向上させます。
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o9 デジタルブレインは、製品開発当初からAIを活用しており、サプライチェーン、財務、販売などの部門間でのサイロ化を、単一のプラットフォームに統合することで、大きな価値を生み出してきました。EKGモデル(エンドツーエンドでの業務知識のデジタルツイン)は、日次、週次、月次、長期のプランニングプロセスをつなぎ、コラボレーションを顧客やサプライヤーにまで広げる鍵となっています。

o9ソリューションズのCEO兼共同創業者であるチャクリ・ゴッテムカラは次のように述べています「当社のデジタルブレインプラットフォームはすでにAIを搭載していたため、生成AIの利用において大きな優位性をもたらします。当社のプラットフォームは、統合プランニングの範囲において変革をもたらしましたが、EKGに取り込まれモデル化されるナレッジレベルには、いくつかの制約がありました。例えば、実績が売上予測から乖離した理由や、生産が計画から乖離した理由について質問された場合、企業によっては、その質問に答えるために必要な情報の一部しかシステム内にありませんでした。企業によっては、情報の大部分がいまだにサイロ化されているのです。つまり、人々の頭の中に存在する情報で、点と点が時間内につながることはなく、たとえつながったとしても、ナレッジとして蓄積できません」。

さらにゴッテムカラは「どのような企業やチームにおいても、人々の専門知識のレベルには大きなばらつきがあります。同じデータやシステムを利用している場合、エキスパートがより信頼性の高い計画を立て、シナリオを実行し、経営陣から計画や決定に対する賛同を得ることができるでしょう。専門知識の格差を減らすというこの問題は、生成AIで解決できる可能性が大いにあるということに私たちは気付いたのです」と続けました。

o9ソリューションズのR&Dチームは、生成AI技術の主要プロバイダーと緊密に協業し、EKGモデルにおいてサイロ化したナレッジをデジタルナレッジへと変換するための一連の機能を開発しました。すべてのプランニングサイクルにおいて、生成AIを活用した計画対実績の分析が、o9プラットフォーム外にあるサイロ化したナレッジを収集し、それを体系的にデジタルナレッジへと変換。その結果、o9ソリューションズのナレッジモデルは、より少ない労力で、より速く、よりインテリジェントに計画対実績の乖離を説明できるようになります。

生成AIを搭載した当社のプラットフォームでは、専門知識を持つユーザーとの簡単な会話を通じてモデルを教育することができます。

o9ソリューションズのチーフストラテジーオフィサーであるアナンド・スリニヴァサンは、チーフプロダクトオフィサーであるウメッシュ・アラスとともに当社のAI戦略を推進しており、「当社は、専門知識のデジタル化をシンプルな方法で大規模に実現する機能を構築しました。例えば、需要が上向いた際にシナリオを実行するための専門プランナーの『ナレッジレシピ』は、他の全てのプランナーが呼び出すことができるレシピとして、デジタル化できるようになっています。販売からサプライチェーン、調達に至るまで、あらゆる領域におけるサイロ化したナレッジや専門知識は、その領域のデジタルナレッジグラフに変換することができます」と述べました。

o9ソリューションズにてAIを活用したトランスフォーメーションを率いるアラスは、次のように述べています「これらの機能により、組織内の誰もが専門知識を利用できるようになり、プランニングに関する3つのビジネス上の質問『何が起きたのか、なぜ起こったのか、どのような軌道修正をとるべきか』に対し、より良く、より速く答えることができるようになります。私たちは、お客様とともにこれらのイノベーションを推進しており、今年や来年に現われてくる成果が楽しみです」。

さいごに、ゴッテムカラは「生成AIを取り巻く熱狂は手に取るようにわかりますが、当社は企業全体のプランニングと意思決定を変革するために、その能力を探求し活用する最前線にいます。当社のEKGモデルと大規模言語モデル(LLM)を組み合わせることで、企業の業務における重要な知識と経験のすべてをデジタル化し、デジタルブレインに組み込むことができます。さらに今後、より多くの非構造化データと構造化データがデジタルブレインに追加され、そのアウトプットは継続的に改善されていくでしょう。将来、企業間競争はプランニングを支えるデジタルナレッジモデルにより左右されることになり、当社のプラットフォームはそのバリュープロポジションの中核を担うことになるでしょう」と述べました。

※本プレスリリースは、2024年4月に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。


なお、生成AIを活用したo9デジタルブレインの製品デモ動画は以下よりご覧頂くことができます(開発中機能含む)。
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また、本プレスリリースの関連プレスリリース『09、マイクロソフト社との協業を拡大し、o9 デジタルブレインの生成AI機能を強化』も併せてご覧ください。
o9 デジタルブレインの詳細はこちら、お問い合わせはこちらからお願い致します。


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o9ソリューションズについて
米国ダラスに本拠を置くo9 Solutions(オーナイン・ソリューションズ)は、AIを搭載した次世代サプライチェーンプランニングプラットフォーム『o9デジタルブレイン』を提供しています。多様な業界の大手企業に導入されているo9デジタルブレインは、需要予測や供給計画、統合事業計画など、企業のサプライチェーンDXを強力に支援しています。
詳しくは当社ウェブサイトをご覧ください:https://o9solutions.com/ja/

【日本法人概要】
社名:o9ソリューションズ・ジャパン株式会社
設立:2018年4月
代表者:イゴール・リカロ(本社COO兼務)
所在地:東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 12階
Eメール:marketing-japan@o9solutions.com
本社:米国テキサス州ダラス