エレコムは5月17日、仕様を固定したケーブル製品がサプライチェーン全体で適正に管理できる共通のスキーム「chemSHERPA(ケムシェルパ)Ver.2.09.00」の対応を開始したことを発表した。
chemSHERPAは、2015年に経済産業省が製品含有化学物質の情報の伝達書式やルールを共通化・標準化することを目的に開発し、公開した情報伝達共有スキーム。
製品に含有される化学物質を管理し、安全の確保を⼤前提としたサプライチェーンにおけるビジネスリスクやコストを低減できる。
エレコムが対応したのは、UL規格を取得し長期にわたり安定した供給が可能な産業機器向けのケーブル。chemSHERPAを活用し、製品に含有されている化学物質の情報をサプライチェーン全体に対して共有することで、管理の効率化を図っていきたいとしている。