インバウンド客の更なる個人消費額増を狙う ー ビックカメラでAI通訳機「ポケトーク」貸出しサービスを開始

ポケトーク株式会社
～　「言語」のデータ分析で、更なる戦略強化も　～

　ポケトーク株式会社（本社：東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター33階 代表取締役社長：松田 憲幸）は、 弊社のAI通訳機「ポケトーク」を来店客に無料で貸し出すAI通訳機「ポケトーク」貸出サービスを、ビックカメラで開始することをお知らせします。



　ビックカメラは、「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する進化し続ける“こだわり”の専門店の集合体」を企業理念として掲げ、あらゆるお客様に唯一無二の店舗体験を提供しています。同社の取り組みの一環として、日頃からあらゆるお客様に最良のサービスを提供できるよう、店頭での接客においてAI通訳機「ポケトーク」を活用しています。


　この度、昨今の外国人客数の急増を受けて、より自由に店内でのお買い物をお楽しみいただけるよう、“AI通訳機「ポケトーク」貸出しサービス”を新たに開始いたします。本サービスは、全国に43店舗（※1）を展開するビックカメラ店舗の中でも特にインバウンド需要の高い全国12店舗（※2）で実施いたします。


　“AI通訳機「ポケトーク」貸出しサービス”は、店内に限りご来店中の外国人のお客様に無料で「ポケトーク」端末を貸し出すものです。これにより、気になる商品について気軽にスタッフに声をかけられるようになり、質の高いサービスの提供に加えて、購買意欲の促進も狙います。


　現に、ビックカメラなんば店にて2023年7月に2日間限定で行った「外国人向けポケトーク貸出イベント　2 Days」では、店内での「ポケトーク」貸出台数は約250台にのぼり、「言葉の壁」のない店内の実現により、来店客の満足度向上および購買意欲をより促進する結果となりました。


　更に、「ポケトーク（端末）」管理コンソールの「ポケトーク アナリティクス（米国名：Ventana）」も同時に導入し、データ分析も行います。
「ポケトーク アナリティクス」は、登録している「ポケトーク」端末の使用言語や使用頻度などが確認でき、これらのデータを分析することで、免税売上高がコロナ前の実績を超えたビックカメラにおいて、更なるインバウンド客の満足度および購買額の向上に活用します。

訪日旅客が滞在中に最も困難と感じる課題のひとつとして挙げられる「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」（※3）という点を解消することで、お客様と事業者の双方にとって利益のある取り組みを実現いたします


ポケトーク株式会社 代表取締役社長 松田 憲幸は、下記のように述べています。
AI通訳機「ポケトーク」貸出しサービスを通して、店内での「言葉の壁をなくす」ことにより、訪日外国人に対して、さらなるサービス向上に貢献できることを大変嬉しく思います。言葉が通じることで、より快適な購買体験に寄与するだけでなく、商品の魅力をお客様の母国で伝えられることで、購買意欲が増し、同社の売上向上にも貢献できると考えております。


株式会社ビックカメラ代表取締役社長　秋保 徹　氏は、下記のように述べています。
高い翻訳精度、反応速度の速さ、そして100以上の国で使える対応言語の豊富さを備える『ポケトーク』は、当社販売スタッフの言語対応ツールとしてもはや欠かせないものとなっております。
このたび訪日客が多い店舗中心に、ポケトークの無料レンタルサービスを開始させていただくことで、今後も更に増えることが期待される海外からのお客様に、言語の壁のストレスを感じさせない、快適なお買い物を楽しんでいただけるものと考えております。


　ポケトーク株式会社は、「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、相手の言葉を話せなくても互いに自国語のまま対話でき、深くわかり合える世界の実現を目指しています。今後もこうした「ビジネスにおける言葉の壁」、そして「観光における言葉の壁」に着目し、「ポケトーク」シリーズを世界中に広げてまいります


（※1）2024年5月現在
（※2）池袋本店、有楽町店、AKIBA、新宿西口店、新宿東口店、渋谷東口店、札幌店、名古屋駅西店、名古屋JRゲートタワー店、なんば店、天神1号館、天神2号館
（※3）出典:日本政府観光局(JNTO):令和元年度「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート調査」




【　AI通訳機 「ポケトーク」とは　】

「ポケトーク (POCKETALK）」は、互いの言葉を話せない人同士が自国語のままで対話できるAI通訳機です。74言語を音声・テキストに翻訳し、11言語をテキストのみに翻訳できます。クラウド上の最新最適なエンジンとAIを使った翻訳精度の高さが特長で、長い文章も訳せます。Wi-Fiのない所でも世界130以上の国と地域（「ポケトーク S」：141の国と地域、「ポケトーク W」：139の国と地域）で、そのまま使えるモバイル通信機能を内蔵し「契約不要、通信料なし（2年間）」で、買ってすぐ使えます。


「ポケトーク」シリーズ（初代、「ポケトーク W」、「ポケトーク S」および「ポケトーク S Plus」を含む）の累計出荷台数（サンプル等除く）は、2017年12月の発売以来、2022年12月時点で100万台を突破しました。
詳細URL：https://pocketalk.jp/




【 「ポケトーク（端末）」管理コンソール「ポケトーク アナリティクスとは 】

導入した AI 通訳機「ポケトーク（端末）」を一元管理でき、翻訳内容や利用状況の分析をリアルタイムに行うことができるコンソールツールです。
通信 SIM の期限延長の管理や紛失時対応をはじめ、使用言語や使用頻度、会話内容の確認ができ、主に法人や行政での導入における多言語対応ニーズの把握や分析、情報管理に活用いただけます。 同製品の米国名である「Ventana」は、スペイン語で「窓」を意味し、ポケトークと利用者を繋ぐ窓の役割を担います。
　詳細 URL（米国法人サイト）：https://www.pocketalk.com/ventana