家族が解約しやすいキャリアへの乗り換えも1つの方法
家族が亡くなった後、残された家族は仕事や家事とは別に、葬儀の準備や事後処理だけでなく、突然やってくる弔問客への対応から、戸籍や税金、相続に関する手続き(期限付き)まで、非常に多くの作業に追われることとなる。悲しみに暮れつつ、すべてを滞りなく済ませるのは、経験者であっても辛く苦しいものだ。
先立つ側も残される側も、元気なうちに死後の話をするのは、なかなか気が進まないかもしれない。それでも自分が亡くなったときのことを考えると、生前に家族でしっかりと話し合い、必要に応じて解約しやすいキャリアに乗り換えておくことは大切ではないか。少なくとも、喪主に近い立場で家族を3人見送ってきた筆者はそう考える。