このページの本文へ

6GHz帯の無線トラフィック容量を他社比で最大30%向上

HPE Aruba、Wi-Fi 7対応の大容量アクセスポイントを発表

2024年04月26日 12時15分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は、2024年4月25日、Wi-Fi 7対応の新しい大容量アクセスポイント「HPE Aruba Networking 730シリーズ」を発表した。他社製品と比べて6GHz帯の無線トラフィックの容量を最大30%向上させたとしている。

HPE Aruba Networking 730シリーズの特徴

 HPE Aruba Networking 730シリーズは、UTBフィルタリングを用いて5GHz帯と6GHz帯の隣接チャネルでの干渉を回避し、要件の厳しいユースケースに柔軟に対応できる。また、新たなWi-Fi Location規格を初採用したことで、ロケーションサービスの精度を屋内で1m以内に向上させている。

 ワイヤレスセキュリティも、ポリシーベースのアクセス制御とレイヤー7ファイアウォールの搭載により強化。また、新しいMACsecのサポートで、有線ネットワークのデータ保護をアクセスポイントにまで拡張する。そのほか、クラウド型管理ツール「Aruba Central」のクライアント・インサイトがAIと機械学習でIoTの可視性を向上、Dynamic Segmentationがロールベースのアクセスを自動化する。

 また、BluetoothやZigbeeなど幅広いIoTプロトコルに対応する内蔵ハードウェアで高密度IoT環境をサポートし、USBデュアルインターフェースを搭載することで、独自プロトコルを使用するIoTデバイスに堅牢な接続性を提供する。IoTデバイスの増加に対応するセキュアな接続プラットフォームも提供される。

 同製品は、2024年7月にグローバルで提供開始予定で、日本では技適マークを取得次第、出荷が開始される。

■関連サイト

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード