このページの本文へ

「NVIDIA RTX 4000 Ada世代 GPU」採用、生成AIや機械学習/データ分析のユースケースにも

アカマイ、NVIDIA GPUを用いたメディア/エンタメ業界向け動画処理サービス

2024年04月23日 07時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米Akamai Technologies(Akamai)は、2024年4月15日(米国時間)、NVIDIA GPUをベースとしたメディア・エンターテインメント業界向けの新サービスを同社のクラウドポートフォリオに追加したことを発表した。「NVIDIA RTX 4000 Ada 世代 GPU」を用いて、動画コンテンツ処理の高速化と効率化を実現するサービス。

 Akamaiが実施したベンチマークテストにおいて、NVIDIA RTX 4000を使用したGPUベースのエンコーディングは、従来のCPUベースのエンコーディングおよびトランスコーディング方式と比べて、1秒あたりのフレーム数(FPS)が25倍高速であることが実証されているという。

 これによりメディアやエンターテインメント企業は、Akamaiの分散クラウドプラットフォームとコンテンツ配信サービス、セキュリティサービスを活用しながら、スケーラビリティと耐障害性に優れたアーキテクチャを構築し、より高速で信頼性の高いワークロードを展開できるという。

 Akamaiではそのほかのユースケースとして、生成AIや機械学習、データ分析や科学計算といったニューラルネットワークでの推論や大量データの処理を実行するようなアプリケーション開発を挙げている。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード